2021年WRC初開催のクロアチア、4月下旬までに準備は間に合う? – RALLYPLUS.NET ラリープラス

2021年WRC初開催のクロアチア、4月下旬までに準備は間に合う?

©CROATIA RALLY

FIAが10月9日に発表したとおり、2021年のWRCは予想どおり全12戦で構成。ヨーロッパでの開催は最初の6カ月に集中された。

この日、ワールドモータースポーツカウンシルのミーティングでは、ヨーロッパ外イベントが3戦、シーズンの後半に開催されることで承認されたが、WRCのボスは、新型コロナウイルス(COVID-19)による開催への影響と、それにより起こり得るロジスティック面での混乱が減ることを期待している。

しかし、全12戦の開催を維持するために、いずれかのイベントが開催できなくなる不測の事態に備えてリザーブイベントが5戦、リストに挙がっている。ギリシャのアクロポリスラリーは2013年以降、WRCとしては開催されていないが、現在は政府からの支援を取り付けている。残りの4戦は、アルゼンチン、ラトビアのリエパヤ、ベルギーのイープル、そして今季の最終戦としての開催が急遽決まったイタリアのラリーモンツァだ。

2021年の全12戦のうち、モンテカルロとスウェーデンはWRC開催の常連イベントだが、オールターマックで予定されている第3戦クロアチアは世界戦としての開催経験はなく、関係者筋によれば予定されている会期の4月22〜25日までに開催準備が整うのか疑問が残っているという。クロアチア北西部にある首都ザグレブを拠点とするWRCに併合する予定のデルタラリーは昨シーズン、安全規定の違反でイエローカードを受け取っているほか、クロアチアラリーは2013年にヨーロッパ選手権として開催した際の請求書が未払いのままとなっている。

ERC

一方、9月にWRC初開催をやり遂げたエストニアのチーフは、7月の会期を確保。ラリーフィンランドと並んで、バルト‐北欧間の高速グラベル連戦を形勢する好ましい日程で開催することになった。ケニア、ジャパン、ポルトガル、スペイン、2019年に初開催したチリはカレンダーに残ったが、オーストラリア、ドイツ、メキシコ、ニュージーランドは開催枠を確保できず、英国戦は入っているが既報どおりウェールズでの開催は2021年はなくなりそうだ。またフランスでも開催はなく、長年開催を続けてきたアルゼンチンも、不遇の待機組に回っている。また、2週間前に会期を変更して開催されたイタリアのラリーサルディニアは、2021年のカレンダーに残った。
(Graham Lister)

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