WRCオーストラリア:ミケルセン「今日はアドバンテージを活かさなくてはならなかった」デイ1コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア:ミケルセン「今日はアドバンテージを活かさなくてはならなかった」デイ1コメント集 

©Hyundai Motorsport GmbH

ラリーオーストラリア、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント。初日は、走行順6番手のアドバンテージを活かして総合首位に立った昨年覇者のアンドレアス・ミケルセン。翌日は走行順が上がってくるため、走行順の遅い初日にプッシュをかける必要があったことを明かし、上々の内容に満足を見せた。

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■アンドレアス・ミケルセン/総合首位
「いい滑り出しで、昨年の思い出が蘇った。今日は一日を通してミスもなくクリーンな走りができたし、マシンの中でのフィーリングは非常にポジティブだった。自宅にいるかのようだよ! できる限りリードを広げることに専念したので、20秒といいギャップができた。ライバルとは明日走行順が近くなるので、今日はできるだけアドバンテージを活かさなくてはならなかった。最上の内容になったよ。天気予報では、週末の間に雨が降るかもしれないと伝えられているし、明日はロングステージもある。でも、今は滑り出しの内容にハッピーな気分だ」

■ティエリー・ヌービル/総合2位

Hyundai Motorsport GmbH

「初日はまずまずの内容だった。コンディションはかなりトリッキーでルーズグラベルが多かったので、走行順が早いために砂利掃きが残った。どのステージも、自分が見る限りではかなりよかったと思うし、自分の位置には基本的には満足している。午後の距離のあるステージ(シャーウッドII)では、ソフトタイヤで苦戦し、思うようにプッシュができなかったが、それでもまずまずのペースが出せた。クリスとの2位争いは接戦になっているが、アンドレアスはかなり強そうだ。もちろん、この週末は優勝を目指したい。明日は走行順が少しラクになるので、もちろんより攻めて行く」

■ヘイデン・パッドン/総合7位

Hyundai Motorsport GmbH

「今季最終戦で望んでいたような滑り出しにはならなかった。ここまでは、流れがあまり変えられていない。これといった理由はない。ただ、一番重要なリズムをつかみきれていないんだ。今晩はデータをじっくり見て、明日のステージで改善できるところがないかを考えていく。通常はいつも相性の良さを感じられるイベントなので、プッシュを続けていく。大勢から声援を受けて、とても素晴らしい。ニュージーランド人がたくさんいるので、最高の雰囲気になっている。もちろん、自分はまだ伸びていけるよ」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■クリス・ミーク/総合3位

CITROEN / @World

「今日は楽しめたが、SS3の小さなミスでタイムをロスし、少し悔しい。コーナーでの進入で速度が高すぎてコースから外れ、ブッシュに突っ込んでしまった。止まってリバースに入れて、向きを変えて走り始めなくてはならなかったので、12秒くらいロスになった。それ以外はすべて順調で、マシンの中でもとても快適だった。2回目のループは興味深かった。チームごとにタイヤチョイスがかなり散らばったが、自分たちの選択肢は少ししかなかった。明日も走行順はいいし、もしかしたらこれが一番重要なのかもしれない!」

■クレイグ・ブリーン/総合5位

CITROEN / @World

「順風満帆とは行かなかったが、それでも、ここでの初めての参戦としてはいい一日だった。とても満足しているし、C3 WRCと一体になれている感じがした。午後はより厳しくなり、細かいトラブルがたくさん出て、マシンのポテンシャルを最大限に活かすことができなかった。定位置の5位に戻ってきたが、ポディウムともそう離れていないよ!」

■ステファン・ルフェーブル/総合9位
「あまり願っていたような日にはならなかった。2回のパンク、まったく理解できないのだが、これで30秒近くロスしてしまった。それでも、今日はポジティブなこともあった。すべてが順調な時は、クレイグと近いタイムを出せたし、トップ5タイムも出せた。明日はもう少し、運が巡ってきてもらいたいね!」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合4位
「最初のステージでインターコムが壊れてしまい、完璧な滑り出しとはいかなかった。ハードにプッシュしている時は、コ・ドライバーの声が聞こえる方が助けになるのは、間違いないからね! それからフロントのスプリッターを失い、マシンのハンドリングに影響が出た。でも、午後の内容にはかなり満足している。午後、林道ステージの後に4位に戻ってこれたことは重要。これで、明日の走行順がよくなるからね。このラリーでポディウムを狙うためには、トップ5にいなくてはならない。そうでなければ、走行順がかなりトリッキーになってしまう」

■エサペッカ・ラッピ/総合11位

TOYOTA / @World

「タフな初日だったが、午後はかなりよくなった。午前はパワーステアリングが壊れ、終わってしまうのか分からなかった。サービスでメカニックが修復するとともに、セットアップを変更してフロントサスペンションを硬くしてくれたので、全てが格段に楽しめるようになった。午後は自分のタイムに驚いた。パワーステアリングがないと、グリップを感じるのがとても難しいので、自分には全てが新鮮だった。明日は砂利掃きになるが、これも勉強の機会。ここから、このラリーではマシンを限界までドライブするチャンスが得られたので、パワーステージで最大ポイントを獲得することを狙う」

[MスポーツWRT]
フォード・フィエスタWRC

■オィット・タナック/総合6位

M-SPORT / @World

「願っていたような滑り出しにはならず、自分たちの走行順では簡単にはいかなかった。言うまでもなくティエリーはいい仕事をしていたのであまり文句は言えないが、どちらのループでも序盤にエアロダイナミクスにダメージを負い、一層難しくなった。差を見ればまだ接戦で、ポディウムもそう遠くない。もちろん、明日砂利を掃くのは難しくなるが、まだ長い日が2日続く。もう少しパフォーマンスを出してハードにアタックできれば、どんなことでも可能だ」

■セバスチャン・オジエ/総合8位

M-SPORT / @World

「最高の滑り出しではなかったが、この週末は不利になると分かっていた。一日中、ギアセレクトの問題が続いた。もちろん、これで明日もいい走行順は得られず、砂利掃きはひどくなると思うが、それでも楽しもうとしている。好結果からは遠のいてしまっているが、簡単にはいかない」

■エルフィン・エバンス/総合10位

M-SPORT / @World

「今週は、コンディションは自分たちには相性がよくなさそうだということは分かっていた。とにかく経験を積むこと、ノートをしっかりアップデートすることに尽きる。午後は少しよくなったが、それでも自分たちの仕事に専念して、ステージを走りきり、できる限り多くの収穫を得ることに努めている」



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