WRCオーストラリア:2日目を終えて総合首位はヌービル。20.1秒差でラトバラ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア:2日目を終えて総合首位はヌービル。20.1秒差でラトバラ

©HYUNDAI

WRC第13戦オーストラリアは競技2日目を終了し、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが総合首位、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが総合2番手となった。ふたりの差は20.1秒。総合3番手にはMスポーツのオット・タナクがつけている。

TOYOTA

競技2日目はSS9〜SS16の計8SS、140.27km。オープニングステージとなるSS9ナンブッカは48.89kmとラリー最長のSSであり、ラリー全体を通じての山場と言える。20秒以上のリードを得て有利な出走順を維持できるアンドレアス・ミケルセンにとっては、なんとかここで踏ん張りたいところだ。

そのSS9でベストタイムをたたき出したのは総合2番手につけるヌービル。セカンドベストタイムをマークしたラトバラは、シトロエンのクリス・ミークをかわして総合3番手に浮上した。一方首位のミケルセンはSS4番手タイム。ヌービルに5秒以上詰められはしたが、ソフトタイヤを温存する作戦を採っており、後半巻き返せる余裕を持っている。

M-SPORT

しかし続くSS10が、この日の流れを変えるターニングポイントとなった。ヌービルは右フロントタイヤを破損しタイムロス、ギヤボックスにもトラブルを抱えてしまう。そしてミケルセンはコーナーアウト側のバンクにヒット。左側の前後輪をパンクして競技続行を諦めることとなった。これでヌービルが総合首位に立つこととなった。波乱の展開となったSS10を制したのはラトバラだった。このSSだけでヌービルとの差を8秒削り、総合順位で5.7秒差の2番手にピタリとつける。

ショートサーキットを利用したSS11とサービスを挟んで迎えたSS12は、33.49kmのウェルシュズクリーク。ヌービルはここで渾身のベストタイムを刻み、一方のラトバラは9.9秒遅れのSS3番手に。ヌービルは続くSS13でも一番時計でフィニッシュし、ラトバラとの差を19秒にまで拡大することに成功した。なんとか盛り返したいラトバラだが、SS14がキャンセルとなったため、残された市街地の2SSでは逆転も叶わず。総合2番手のままこの日を終えることとなった。

CITROEN

SS16までを終えて、総合首位のヌービルと総合2番手ラトバラの差は20.1秒。ラトバラと総合3番手タナクの差は20.5秒。以下シトロエンのクレイグ・ブリーン、ヒュンダイのヘイデン・パッドン、Mスポーツのセバスチャン・オジエが続いている。

競技最終日となる3日目に残されているのはSS17〜SS21の5SS、64.64km。なかでも、3日目のSS走行距離の半分を占めるSS18ブッカ(31.90km)がひとつのポイントとなるはずだ。オープニングのSS17は日本時間19日(日)5時38分スタート予定。

WRCラリーオーストラリア SS16終了時点暫定リザルト
1. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) 2:05:11.6
2. ヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +20.1
3. オット・タナク(フォード・フィエスタWRC) +40.6
4. クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC) +1:05.2
5. ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1:21.1
6. セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC) +1:48.2
7. ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC) +3:00.2
8. エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC) +3:25.3
9. エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC) +4:20.3
10. ネイサン・クイン(三菱ランサーエボリューションX) +17:35.2



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