WRCチリ:セバスチャン・オジエ「豊田章男会長に感謝」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCチリ:セバスチャン・オジエ「豊田章男会長に感謝」日曜日コメント集

©TOYOTA

WRC第11戦ラリーチリ(グラベル)、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。前戦パラグアイに続いて勝利を決めたトヨタのセバスチャン・オジエ。チームメイトのエルフィン・エバンスも2位で続き、チームとしては30回目の1‐2フィニッシュ、マニュファクチャラーとしては最多の通算103勝という記録を樹立した。自身が長く勝利をマークできなかった南米でこの快挙を収めたことに、豊田章男会長に向けてここまでの支えに感謝を伝えた。

*カッコ内は順位の前日比
*獲得ポイントは総合順位+スーパーサンデー+パワーステージ

[トヨタ・ガズーレーシングWRT/WRT2]
トヨタGRヤリス・ラリー1

セバスチャン・オジエ/総合優勝(=)
スーパーサンデー順位:1位
パワーステージ順位:1位
獲得ポイント:25+5+5=35
「南米でまた勝利を重ねることができて、今回は最大ポイントも獲得できてすごくうれしい。パラグアイでは天気の関係で完勝できなかったので、それも報われたと思う。3戦を残して選手権をリードできたのも、もちろんポジティブなことだ。TGRのみんながこの記録的な勝利を獲得できたことも、とてもうれしい。支えてきてくれた豊田章男会長にも感謝したい。おかげで、よりいい走りをするために限界までプッシュを続けることができた。ここまでの成果には心から誇らしく思えるし、この先もさらに素晴らしい記録を作り続けられると確信している」

エルフィン・エバンス/総合2位(=)
スーパーサンデー順位:2位
パワーステージ順位:3位
獲得ポイント:17+4+3=24

TGR WRT / McKlein

「常に勝利を目指しているので、フィニッシュでは複雑な気持ちだったが、パラグアイではペースに苦戦していたので、ここでいい速さを見せられたのはものすごくポジティブなこと。金曜日の午後は走行順が先頭であったことには大きな代償を払ったと思うが、それ以外はすごく堅実な仕事ができたと思う。もちろん、最終日はセブともっと激しい戦いがしたかったけど、彼はいつでも強いし彼に勝つのは大変だ。見事だったし、勝利記録をマークしたトヨタのことも賞賛したい。選手権はまだ接戦なので、この先のターマックラリーを楽しみにしているし、ベストを尽くし続けるよ」

サミ・パヤリ/総合5位(=)
スーパーサンデー順位:4位
パワーステージ順位:4位
獲得ポイント:10+2+2=14
「本当にポジティブな週末になった。ほかのラリーでは速さを見せてきたが、ここでは最後の最後までしっかり戦いに挑んでいた。ヌービルに追いつくというミッションに挑んでいたし、少しは近づけたが足りなかったが、それでもこのような戦いができたということが分かって良かった。パワーステージとスーパーサンデーで4位だったことも良かったと思う。みんなが、ポイントを狙ってプッシュしていたんだからね。限界まで自分自身をプッシュできていい気分だし、この週末の間に楽しい瞬間もいろいろあった。この先のラリーはターマックでまったく違うチャレンジになるが、このような流れを続けていきたい」

カッレ・ロバンペラ/総合6位(=)
スーパーサンデー順位:3位
パワーステージ順位:5位
獲得ポイント:8+3+1=12

TOYOTA

「自分たち的にはいい週末にはならなかった。ここでいいリザルトを収めることが求められていたが、金曜日の午前に起きたことで残念ながら完遂できなかった。日曜日も、できる限りポイントを獲るためにプッシュに努めていた。でも、自分たちの走行順では状況は難しくトップタイムを狙えなかったが、全力を尽くしたと思う。選手権争いは自分たちには厳しくなり始めたし、この先のラリーで勝たなくてはならないのは明らか。でも、ベストを尽くし続ける」

勝田貴元/総合7位(=)
獲得ポイント:6+0+0=6
*マニュファクチャラーズ選手権ノミネート外

TOYOTA

「自分たちにとってはかなり厳しい週末でしたが、少なくとも日曜日はポジティブな形で終えることができました。どちらのステージも初めてでしたが、ほかに匹敵するペースを発揮することができました。パワーステージの1回目の走行では、SS2番手タイムでした。2回目はいつものように走行ラインが狭くなり、走行が重なるごとにタイムが良くなっていきましたが、それでも自分たちのタイムは大きく離されることはありませんでした。ラリーを走り切れたことをうれしく思いますし、ここからは自分にとって重要となるターマックラリー、特に自分にとって重要なラリージャパンに向けて準備を始め、ベストを尽くします」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1

アドリアン・フルモー/総合3位(=)
獲得ポイント:15+0+0=15

Hyundai Motorsport GmbH

「パラグアイでは表彰台を逃してすごく悔しかったので、今回ポディウムに上がれてうれしい。南米での2戦では、自分は強く戦えたと言える。チリでの金曜日は首位に立ったし、土曜日の午前まで守っていたが、その後アドバンテージがトヨタに移った。それでも、同じマシンに乗っている世界チャンピオンの前を守り切ったので、その点はうれしい。もちろん、マシンに関しては改良が必要な部分があるが、残りのイベントでプッシュできるようになるという自信を持っているよ」

ティエリー・ヌービル/総合4位(=)
パワーステージ順位:2位
獲得ポイント:12+0+4=16

Hyundai Motorsport GmbH

「一日を生き残れた。3本を走り終えて、アドリアンと自分たちはイコール同然だった。ギャップはあまり変わらず、自分も精いっぱいだった。今日はセッティングで違うことを試して、かなりプッシュできるようになったところもあったが、タイムにはつながらなかった。パワーステージでグリップが高くて摩耗も激しくても、タイヤはそう悪くないと分かっていたのでハードにプッシュした。かなりヒヤヒヤする走りだったが、報われたよ!」

オィット・タナック/総合34位(↑)
スーパーサンデー順位:5位
獲得ポイント:0+1+0=1

Hyundai Motorsport GmbH

「長くフラストレーションの溜まる週末だった。金曜日は大変だったが、リタイアするまではかなりいい形で進んでいた。リタイアした後の2日間は苦しかった。ここ数戦は自分たちにはチャレンジングな流れになっているが、必ず強い形でシーズンを終える。いつも通り、残り参戦はフルコミットで臨むし、いいリザルトが収められることを願うよ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ラリー1

グレゴワール・ミュンステール/総合8位(=)
獲得ポイント:4+0+0=4

M-SPORT

「全体としていい週末だったし、強いペースも見せられたと思う。スタートからフィニッシュまで、ミスなくプッシュしたし、改良できる余地はまだあるが、チームも自分も、パフォーマンスの面で大きく前進できた手応えを感じている。いい形でグラベル連戦を終えられたし、ここからは自分がすごく好きで楽しみにしているセントラルヨーロッパに目を向けていくよ」

ジョッシュ・マカリアン/総合37位(↑)
獲得ポイント:0+0+0=0

M-SPORT

「チャレンジングな週末だったし、パラグアイでもチリでも土曜日に離脱してしまったのが残念。でも、レッキでペースノートを作れたし、金曜日と日曜日のステージは走れたが、ペースとパフォーマンスに関してはまだ取り組みが必要だ。チリでは、上位に挑むのは厳しかったし、たくさん宿題ができたよ」

アルベルト・ヘラー/総合38位(↑)
獲得ポイント:0+0+0=0
*マニュファクチャラーズ選手権ノミネート外
「自分たちにとってすごくいいラリーになったし、このチームで参戦できたことをすごく楽しめた。とても貴重なことを学んだし、チリのファンとともに信じられないような経験ができた。ステージでの応援は、最高だった。貴重な走行経験を積めたし、このカテゴリーのマシンのドライビングについてたくさんの学びがあった。このマシンはまったく違うし、本当にハイレベルだ。もちろん、土曜日のことは残念だったが、モータースポーツでは起こり得ること。日曜日に再スタートして学び続けることができてよかったし、全体として自分たちにはとてもポジティブなラリーだった」



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