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WRCセントラルヨーロッパでバルター・ロールが75年型オペルのドライブを披露

©Central European Rally

10月16日〜19日に開催されるWRC第12戦セントラルヨーロピアンラリー(ドイツ/チェコ/オーストリア、ターマック)に、WRC2冠のバルター・ロールがサポートプログラムの「スローリー・サイドウェイズ」に参加することが発表された。ちょうど50年前の1975年、WRCアクロポリスでロールが初めてWRC優勝を飾った際にドライブした、この年のオペル・アスコナAを駆る。

このプログラムは、WRC会期中の金曜日と土曜日に、競技車両の走行後にSSの一部を使って行われるイベントで、ラリーの歴史を彩る30台の現車両が登場する。1980年と1982年にWRCタイトルを獲得したロールは、現在このマシンのオーナーをコ・ドライバーに迎えて走行を披露する。

Central European Rally

スローリー・サイドウェイズは、公式な競技ではなく速さを競うイベントでもないが、70〜90年代のWRCで活躍したレース車両を愛情をこめて修復し、ラリーの伝統を継承するために当時の走りを再現する。参加する30台近くの車両のなかには、名門ロスマンズのカラーリングをまとった1984年型ポルシェ911SC RSや、伝説のオリンピアラリーでアキム・バルムボルトがドライブしたグループ2仕様の1972年型BMW2002なども含まれている。

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