全日本王者の新井大輝がERCズリンにシュコダ・ファビアR5で参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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全日本王者の新井大輝がERCズリンにシュコダ・ファビアR5で参戦

©R2R

2024年の全日本ラリー選手権JN-1クラスチャンピオンで今季も2勝をマークしている新井大輝が、住友ゴム、WinmaX、IRS ENKEIの支援を受け、8月15日〜17日にチェコで開催されるERC第6戦チェコラリー・ズリン(ターマック)に、シュコダ・ファビアR5で参戦することを発表した。新井の海外ラリー参戦は22年にメキシコで開催されたラリーオブネイションズ、ERC参戦は21年のラリークロアチア以来。マシンメンテナンスは、チェコのBRYNDA Racingが担当、コ・ドライバーは、全日本でもコンビを組む立久井大輝が務める。

新井は「この度、DUNLOP、WinmaX、IRS ENKEI のサポートの元、ERCに参戦できることとなり嬉しく思います。全日本選手権で戦っているパッケージそのままに、世界有数のテクニカルロードを、全日本チャンピオンとしてしっかりと走り抜いてきたいと思います。日本のお盆休み期間中に行われる大会ですので、是非、楽しみにしていただけたらと思います。応援お願いします!」

23年のWRCラリージャパンで、新井が2WD車両のプジョー208ラリー4でクラス優勝、総合でも10位に食い込む快挙を果たした時もコンビを組んでいた立久井も「ERCに挑戦する機会を頂ける事を、ドライバーとチームに感謝します。コ・ドライバーとして高いパフォーマンスを求められることに身が引き締まる思いです。現時点でのパフォーマンスをさらに昇華できるよう準備していきたいと思っています。応援をよろしくお願いいたします。」とコメントを寄せている。

チェコの首都プラハから300km南下したズリンを拠点とするこのラリーは、バンピーで荒れた舗装路面が特徴。シュコダの地元イベントでもあり、例年シュコダ勢が上位争いを展開している。今年は13SS・207.49kmのステージが設定されており、15日現地時間21時15分にスタートするズリンでのスーパーSS(9.57km)で開幕する。

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