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WRCフィンランド:勝田貴元「走りのマネージメントがキッチリできました」日曜日コメント

©TGR WRT / McKlein

2025年WRC第9戦フィンランド、フィニッシュ後の勝田貴元のコメント。最終日、セバスチャン・オジエの猛追を振り切り、2位フィニッシュで今季の第2戦以来となるポディウムに上がった結果を振り返ってもらった。


──ラリーフィンランド2位フィニッシュ、おめでとうございます。長い間住んでいたフィンランドで2位に入った意味を教えてください。
第2戦スウェーデンの後、フラストレーションがたまる、結果が伴わないラリーが続きました。今回は、必ずしも無駄なリスクを負わなかったのが良かったと思います。ここで優勝するには、すべてのステージを全開で走る必要がありますが、走りのマネージメントがキチっとできた結果、このリザルトを獲得できました。

──走りのマネージメント、安定した走りはどこで見つけたのだと思いますか?
フィンランドが難しいのは、ほぼ全コーナー、全ジャンプでプッシュしないといけないことです。そこで、どこまでいくのか、を考える必要があります。状況的に雨が降ったりコンディションが安定しないところでちょっとオーバースピードだったりなどのミスはありましたが、それは誰にでも起きることです。そのなかで、自分として行きすぎないところでうまくマネージメントできるようになったのは、とても良かったと思います。

──土曜日のようなバトルで役に立ったのですね。
確かに昨日、セブやエルフィンと競っている時に、パンクのリスクが高いところであえてプッシュせずに、2、3秒ロスしてでもここは抑えなくては、という走りができました。結果的に誰もパンクしなかったわけですが、そこで無理をしたらパンクしてしまったかもしれません。そういう僅差であえて2、3秒落とせるということは、自分に自信がついてきたからだと思います。しっかりといい自信を繋げていき、足りない部分はまだまだあるので、そういったところや今回学んだところを後半戦に向けて、さらに改善したいと思っています。
(Keiko Ito)



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