WRCサファリ:シェイクダウンはトヨタのカッレ・ロバンペラがトップ。勝田貴元は転倒でマシンを破損 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:シェイクダウンはトヨタのカッレ・ロバンペラがトップ。勝田貴元は転倒でマシンを破損

©Toyota Gazoo Racing WRT

2023年シーズンWRC第7戦サファリ・ラリーケニアは、6月21日(水)にシェイクダウンが行われ、トヨタのカッレ・ロバンペラがトップタイムとなる3分32秒4をマーク。1.5秒差の2番手タイムにMスポーツ・フォードのオィット・タナック、2.2秒差の3番手にトヨタのセバスチャン・オジエが続いている。

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シェイクダウンは現地時間午前10時16分(日本時間午後4時16分)から、サービスパークが置かれたナイロビ北西の「ロルディア(Loldia):5.40km)」のグラベルステージでの一部で実施された。このステージは、金曜日にSS2/SS5としても使用される。

トップタイムを記録したロバンペラは「とてもいいフィーリングで走れたよ。サファリラリーを前にいろいろなことがクリアになった。このラリーウイークも好調が続いているし、選手権ポイントをたくさん獲得できることを願っている」と、笑顔で振り返った。

2.4秒差の4番手タイムは、サルディニアでシーズン初勝利をマークしたヒョンデのティエリー・ヌービル。2.5秒差の5番手タイムはトヨタのエルフィン・エバンスがマークした。2.6秒差の6番手タイムで走行したトヨタの勝田貴元は、シェシクダウン終盤にクラッシュ。トヨタGRヤリス・ラリー1を転倒させ、マシンはリヤに大ダメージを負ってしまった。現時点で木曜日午後のスタートまでにマシンを修復できるかは、明らかになっていない。

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今回がサファリ初参戦となったヒョンデのエサペッカ・ラッピは、最初の走行中にヒョンデi20 Nラリー1のプロペラシャフトが破損。マシンは修復されて走り出したものの、続く走行で再びストップしている。

ラリーは21日木曜日の14時05分(日本時間20時05分)にSS1「Super Special Kasarani(4.84km)」で幕を上げる。

WRCサファリ シェイクダウン暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 3:32.4
2. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 3/3 3:33.9
3. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 3:34.6
4. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 3/4 3:34.8
5. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 3:34.9
6. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 3:36.0
7. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)  2/3 3:37.4
8. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 3/4 3:41.1
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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