【速報】WRCサルディニア:ヒョンデのオィット・タナックが今季初勝利。勝田は6位で完走 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【速報】WRCサルディニア:ヒョンデのオィット・タナックが今季初勝利。勝田は6位で完走

©HYUNDAI

2022年WRC第5戦サルディニアは、すべての競技日程を終えて、ヒョンデのオィット・タナックが今季初優勝を飾った。2位にはMスポーツ・フォードのクレイグ・ブリーン、3位には2戦連続でヒョンデのダニ・ソルドが入った。勝田貴元は、初日3番手走行という不利やトラブルなどを凌ぎ切って、6位でラリーを完走。タナックにとっては2021年アークティックラリー以来の久々の勝利であり、今回の結果を受けてドライバーズ選手権3番手に浮上している。

M-SPORT


競技最終日はSS18〜SS21の計4SS、SS走行距離39.30kmと残る距離は比較的少ないなかでの争いとなる。オープニングステージのSS18、ベストタイムをマークしたのはラリーリーダーのタナック。再出走を果たしたトヨタのエサペッカ・ラッピが1.7秒差のSS2番手タイムでスピードを見せた。続くSS19は、ヒョンデのティエリー・ヌービルが一番時計、トヨタのエルフィン・エバンスがSS2番手、ラッピがSS3番手と再出走組が名を連ねた。このSS19は最終SSのパワーステージとして使用されるため、各選手とも様々な思惑のもとでの走行となった。SS18の再走となるSS20では再びタナックがベストタイムをマーク。12.55kmのステージで1回目の走行よりも7秒タイムを縮めてみせた。

SS21、パワーステージの出走順はリバースオーダーで、WRC2勢の上位から走行が行われる。WRC2はシュコダ・ファビア・ラリー2 Evoのニコライ・グリアジンが今季初優勝を果たした。ラリー1勢は再出走組のラッピからスタート。ラッピに続いてコースインしたヌービルは、1度目の走行で自身が記録したベストタイムを6.9秒短縮する暫定ベストタイムをマーク。各選手のベンチマークとなった。雨がパラつく天候となったが、ステージはまだまだドライで、2度目の走行とはいえダストがもうもうと舞うなか各ドライバーは渾身のアタックを続けていく。勝田は暫定4番手タイムをマークしてフィニッシュ。これで総合6位以上のリザルトを確定させた。勝田に続いてコースインしたトヨタのカッレ・ロバンペラはヌービルに続く暫定2番手タイムをマーク。Mスポーツ・フォードのピエール‐ルイ・ルーベ、ソルド、ブリーンはいずれも慎重に走り切ってそれぞれのポジションを確定させた。

TOYOTA


最終走者のタナックは途中でヘッドライトを失い、終盤ではコースアウトしかけながらもSS6番手タイムでフィニッシュ。ラリー1での初勝利、そして自身15勝目を獲得した。これで総合順位はタナック、ブリーン、ソルド、ルーベ、ロバンペラ、勝田というトップ6に。パワーステージは、ソルド、ロバンペラ、エバンス、ラッピ、勝田というトップ5がボーナスポイントを得ることとなった。

第5戦までを終えて、ドライバーズランキングは依然としてロバンペラが120点でトップ、ヌービルが65点で続き、今回勝利を挙げたタナックが62点で3番手に浮上している。マニュファクチャラーズランキングは、トヨタが200点、ヒョンデ161点、Mスポーツ・フォードが120点、TGRニュージェネレーションが53点。

TOYOTA


次戦は6月23日〜26日に開催されるサファリラリーケニア。昨年WRCカレンダーに復帰したイベントは、ケニアのナイバシャ湖やエレメンタイタ湖周辺にステージが設定され、首都ナイロビを拠点としてラリーが開催される。21年はトヨタのセバスチャン・オジエと勝田が優勝争いを展開。オジエが優勝、勝田が2位に入り自身初のWRCポディウムフィニッシュをマークしている。

WRCサルディニア 暫定結果
1. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1) 3:10:59.1
2. C.ブリーン(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +1:03.2
3. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1) +1:33.0
4. P.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +2:09.4
5. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +3:02.8
6. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +4:02.6
7. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +5:23.6
8. N.グリアジン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +7:37.7
9. J.ソランス(シトロエンC3ラリー2) +8:05.7
10. J.フッツネン(フォード・フィエスタ・ラリー2) +8:10.8



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