APRCのカレンダー更新が承認、ファイナル進出は各国5チームまで – RALLYPLUS.NET ラリープラス

APRCのカレンダー更新が承認、ファイナル進出は各国5チームまで

©FIAAPRC

FIAは3月19日にワールドモータースポーツカウンシルを行い、2月25日の電子投票を経て、アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)の更新カレンダーを承認した。既報どおり、日本のモントレーがカレンダーに追加となった。モントレーは群馬県藤岡市を拠点とし、APRCでは史上初のオールターマックラリーとなる。また、9月にはインドネシアのスマトラ島北部で開催されるダナウ・トバ(トバ湖)ラリーが追加された。

2022年のAPRCは、ファイナルの一戦でタイトルが決まるシステムを継続するが、ファイナル進出についてはよりシンプルな地域予選方式を採用する。この変更は、新型コロナウイルスの感染流行が続く中、依然として一部の国で行われている制限に鑑みて条件を緩和するために導入されたもの。

APRCはパンデミックによる渡航制限やイベントのキャンセルが続いたことで、この2年間はタイトルの授与を中断していたが、国境の制限緩和により、2022年のファイナル開催が決定した。

ファイナルへの進出権を得るためには、チームは予選イベント一戦にスタートし、自国のASNからのノミネートを受けなくてはならない。インド、ニュージーランド、日本、中国、オーストラリアは、各国各5チームまでファイナルにノミネートすることができる。それ以外の国からのエントラントは、予選イベント1戦に参戦しなくてはならない。

「4戦は依然として新型コロナウイルスによる制限が続いているが、この方法によってドライバーやチームが参戦できるようになる。 競技の場を公平にするための方策だ」とAPRCワーキンググループのチェアマン、ビッキー・チャンドックは語る。

「各戦のトップ3は自動的に進出が決まり、残る2枠は自国のASNから“ワイルドカード”として参戦権が与えられる。また、現在、世界的に貨物輸送の遅延によりイベント間の車両輸送の時間枠が非常に厳しくなっているが、シリーズのシステムにより、チームは自国のイベントで予選を通過した後、海外遠征を一回に集中することができる」

また、ニュージーランドに拠点を置くAPRC事務局では、推薦されたファイナル進出権獲得1チームにつき3000ニュージーランドドルを参戦費用として提供する基金を設けている。

なお、現状、ニュージーランドの2ラウンドは渡航制限のため、代替予選方式が採用されている。ニュージーランド2戦はファイナル進出権獲得対象イベントとなるが、カップポイントの対象とはならない。

2022年のAPRCシリーズは、3月25日のサウスインディアラリー(アジアカップ併催)で開幕。ファイナルは、11月25〜27日にオーストラリアで開催されるコフスコーストラリーが指定されている。APRCがファイナル決戦方式を導入したのは2019年で、ファイナル開催地は1年ごとにアジア圏、パシフィック圏に設定されるとしたが、この方式でファイナルが行われたのは現状、2019年の中国のみ。翌年はコフスコーストラリーが予定されていたが、パンデミックの影響で開催中止が続いており、3年連続で開催地がスライドされている。

2022年FIAアジア・パシフィックラリー選手権カレンダー
3月25〜27日 サウスインディアラリー、チェンナイ(インド) A
4月8〜10日 ラリーオブオタゴ(ニュージーランド)
5月13〜15日 ラリーオブワンガレイ(ニュージーランド)
6月10〜12日 ラリーモントレー(日本)A
9月9〜11日 ラリー北海道(日本)A
9月23〜25日 ダナウトバラリー(インドネシア)A
10月22〜24日 アデレードヒルズラリー(オーストラリア)P*
10月21〜23日 ラリー龍遊(中国)A*
ファイナル
11月25〜27日 コフスコーストラリー(オーストラリア)P*

A=アジアカップ、P=パシフィックカップ
*ASNの承認待ち



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