ナイトロRX第3戦フェニックスでスバルのトラビス・パストラーナが優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ナイトロRX第3戦フェニックスでスバルのトラビス・パストラーナが優勝

©subaru.com/rally

米国のナイトロ・ラリークロスは11月13〜14日、アリゾナ州フェニックスのワイルドホース・パス・モータースポーツパークで第3戦が行われ、スバル・モータースポーツUSAのトラビス・パストラーナがファイナルを制した。パストラーナがラリークロスで勝利を飾ったのは、2012年以来。

このシリーズを立ち上げたひとりでもあるパストラーナは、土曜日の予選でトップに立つと、1回目のヒートレースでポール・トゥ・ウインを決めると、日曜日午後に行われたファイナルでも、ポールポジションからスタートしての勝利を飾った。

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チームメイトのスコット・スピードは、10月のミネアポリスで優勝したことでドライバーズ選手権では同ポイントのトップタイで今戦を迎えたが、予選で珍しく序盤でリタイア。米国のラリークロス選手権で4回タイトルを獲得しているスピードは、2回目のヒートレースを2位でフィニッシュすると、セミファイナルでのポールポジションを獲得。このレースを制して、ファイナルでのグリッドでは4番手につけた。そのファイナルではダストに耐えながらも速さを見せたスピードは3位でフィニッシュし、貴重な選手権ポイントを獲得した。

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「素晴らしい週末だった。長い間、この時を待っていたよ!」と勝利を決めたパストラーナはコメント。
「本当に完璧な週末だったし、チーム全体がひとつになってマシンの走りもとてもよかった。土曜日の時点で、スコットのファイナルまでの道のりが厳しくなることが分かったので、自分がステップアップする時だと思った。今日のファイナルでは、スコットは素晴らしいレースをしたので、ふたりでポディウムに上がることができた。自分もまたポディウムの頂点に立つことができて、最高の気分だよ!」

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ドライバーズ選手権争いはこれでさらに激化し、パストラーナは首位のティミー・ハンセンまでわずか5ポイント。パストラーナに1ポイント差でスピードが3番手につけている。チーム選手権争いもスバル・モータースポーツUSAとハンセンチームの激戦が過熱している。

ナイトロRXの次戦は11月20〜21日、カリフォルニア州サン・バルナルディーノのグレン・ヘレン・レースウェイで開催される。

ナイトロRX 第3戦ファイナル結果
1 T.パストラーナ(スバル) 5:16.750
2 T.ハンセン(プジョー) +2.062
3 S.スピード(スバル) +5.582
4 K.ブッシュ(スバル) +14.160
5 C.ビッガム(アウディ) +16.187
6 T.ファウスト(アウディ) +16.597
7 K.ハンセン(プジョー) +3 Laps
8 S.アーピン(ヒュンダイ) +3 Laps



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