アンドレアス・ミケルセンがERCハンガリーに参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

アンドレアス・ミケルセンがERCハンガリーに参戦

©ERC

アンドレアス・ミケルセンが、11月6〜8日に開催されるラリーハンガリー(ターマック)に参戦することになった。シュコダ・モータースポーツから技術支援を受け、Topp-Carsラリーチームのシュコダ・ファビア・ラリー2 Evoを駆る。コ・ドライバーは、オーラ・フローネ。ミケルセンはフォルクスワーゲン、ヒュンダイなどでWRCワークスドライバーを務め、現在は2021年から投入されるピレリWRCタイヤの開発ドライバーも担っている。

WRCのシートを失うまではERCにスポット参戦もしていたミケルセン。ERCハンガリーに向けて今月序盤には、ベルギーでシュコダ・モータースポーツとともに2日間のテストを行った。

Topp-Carsラリーチームは今回のハンガリーに、ミケルセンのほか、ハンガリーの成長株であるアダム・ベレンツィとチャバ・ビスロの3台体制でエントリーする。ベレンツィはファビア・ラリー2 Evoでの参戦。今季のハンガリー選手権で優勝1回、ポディウム2回をマークしており、ERCハンガリーではERC1ジュニアにノミネートしている。ビスロはプジョー208 R2を駆り、ERC3、ERC3ジュニアのポイント対象にノミネートしている。

Topp-Carsラリーチームのオーナーであるゲルゲリー・トップは、今回のラリーハンガリーは2021年ERCフル参戦という目標に向けてのテストだと語った。
「今季は難しい状況となっているが、これをポジティブに捉えるように努め、2021年のERCに向けて一歩一歩、歩み続けている」とトップ。またチームマネージャーのマレク・フックスは「昨年はシュコダで参戦していたカッレ・ロバンペラのジルベスターラリー参戦をサポートしていた。今回は、ハンガリーのラリーファンに、厳しいシーズンではあるが、再びラリー界のスタードライバーを見てもらいたいと思っている」とコメント。
「アンドレアスは経験も技術面の知識も豊富なので、彼に即決した。今回のラリーハンガリーでは大成功を収めたいと思っているので、元フォルクスワーゲンのワークスドライバーを迎えることができて本当にうれしい」

フォルクスワーゲン入りする前にはシュコダのワークスドライバーも務めていたミケルセンは「Topp-Carsラリーチームとともにラリーハンガリーの優勝を目指すことを楽しみにしている」とコメント。
「ERCに参戦できる日が待ち切れない。オーラやTopp-Carsラリーチームと一緒に、ラリーハンガリーを楽しみたいと思う。ニーレジハーザで会いましょう」

Andreas Mikkelsen



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