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ピレリが新型タイヤをWRCサルディニアで初披露、クルーはペター・ソルベルグとアンドレアス・ミケルセン

©PIRELLI

ピレリは、2021年のWRCに登場する最新型ラリータイヤ、スコーピオンKX WRCをWRCラリーイタリア・サルディニア(10月8〜11日)で初披露することを発表。ドライバーはペター・ソルベルグとアンドレアス・ミケルセンが務める。

スコーピオンKX WRCが初めて公の場で走行を披露するのは、10月8日木曜日に行われるシェイクダウンとなる。使用するマシンはシトロエンC3 WRC。ここでは開発ドライバーのアンドレアス・ミケルセンがドライバーを務め、3.79kmのオルメドステージでは、招待メディアを同乗させ新型タイヤのデモンストレーションを行うという。

その3日後、10月11日日曜日12時18分(現地時間)に始まる6.89kmのパワーステージ、サッサリ・アルゼンティエラで“実戦”デビュー。その際にはペター・ソルベルグがドライバー、ミケルセンがコ・ドライバーを務める。ソルベルグは2003年にピレリを履いてWRCタイトルを獲得、翌2004年のWRCサルディニアを制してもいる。ふたりは最初にステージに登場して、新型タイヤでの走行を披露。その後、競技走行が始まる予定だ。

ピレリのラリー活動マネージャー、テレンツィオ・テストー二は「もちろん、真剣な競技デビューというわけではないが、新しいピレリ・スコーピオンKXタイヤを母国のメディアやファンに披露したいと思った」とコメント。
「ペターがピレリを履いてパワーステージを走行する姿を見られるのは本当に素晴らしいことだ。コ・ドライバーズシートに座るアンドレアスは、少し退屈かもしれないけどね!」



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