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WRCイタリア:優勝したソルド車にリヤサブフレーム違反、罰金裁定も順位変動はなし

©Hyundai Motorsport GmbH

10月11日にフィニッシュを迎えたWRC第6戦ラリーイタリア・サルディニアをトップでフィニッシュしたヒュンダイのダニ・ソルドだったが、イベント後に行われる車検でi20クーペWRCのリヤサブフレームが公認書類に記載された重量を満たしていない違反が発覚した。公認書類ではこのパーツは9323gと記載されているが、+5%〜-2%の誤差が許容されることから、このパーツ単体の最低重量は9136.5gとなる。しかし、車検で計測した際の重量は9112gで、24.5g足りなかったことが報告された。

この件について審査委員会は、コンペティターであるヒュンダイ・シェル・モビス・ワールドラリーチームのチーム代表であるアンドレア・アダモとチームマネージャーのアラン・ペナスを聴取したところ、チームは当該パーツの重量が公認書類の許容範囲を超えており、車検時の計測も適切に行われたことに同意した。この点についてアダモは、品質管理のチェックミスが原因であり、競技面でのアドバンテージを得ようとした行為ではないと説明した。公式通知では、ソルド車のリヤサブフレームは土曜日にも計測を行っており、この時は公認重量を満たしていたと記載している。また、公式資料には具体的な記載はないが、後車検で計測した車両全体の重量は最低重量を満たしていたと伝えられている。

審査委員会は、この件についてFIAインターナショナル・スポーティングコードの10.3.3に抵触しているとして、チームに3万ユーロ(約374万円)の罰金が科された。うち2万ユーロ(約250万円)は、当日から12カ月間、WRCで今回のようなミスによる違反は行わないという執行猶予が与えられた。また、この件による順位の変動は行われなかったことから、ソルドはこのまま総合優勝となる。



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