WRCイタリア:ペターのコ・ドライバーを務めるミケルセン「怖がるヒマもないよ!」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCイタリア:ペターのコ・ドライバーを務めるミケルセン「怖がるヒマもないよ!」

©PIRELLI

WRCラリーイタリア・サルディニアのイベント前記者会見にゲストとして参加したペター・ソルベルグとアンドレアス・ミケルセン。2021年から供給されるWRCタイヤのプロモーションとしてのゲスト参戦を存分に楽しんでいる様子が伝わってくる。

Q:ペターとアンドレアスのピレリコンビ、このふたりが揃って登場するのは、本当に素晴らしいことだ。ピレリは2021年、WRCのメインタイヤサプライヤーとなる。ペター、今回このイベントに参加した理由を聞かせてほしい
PS:まず、本当に素晴らしいプランだ。もっと早くみんなに話したかった。これよりも前にサルディニアに来ていて、ピレリがこの話を盛り上げてくれた。実は、自分は何もしていないんだよね(笑)。すごく楽しいアイデアだと思うし、ピレリにとってもこのような活動を行うのはプロモーションの面でもいいことだ。それに、ファンのみんなにとってもね。最高だよ。

Q:パワーステージで走りを見られるとのことだが、どちらがドライビングシートに座るかは、どのように決めたのか
PS:これも難しいところだったよね。アンドレアスがコ・ドライバーをしているところなんか見たことなかったし。でも、彼はものすごく……そう、まったく問題なくやりこなしたんだ。ペースノートを書くのも素晴らしかったし、ノートを読むのもね。感激したよ。

Q:ペターのペースノートは難しくて、テクニカルで情報が多いことで有名だ。クリス・パターソンは、君の隣に座っていた時は息をするのが難しいと言っていた
PS:アンドレアスがまったく問題なくできるのは、それが理由なんだ。彼はまったく困っていない。

Q:アンドレアスのために、テクニカルなノートを抑えた?
PS:ちっとも。

Q:アンドレアス、ペターは簡単なノートを作ったのか、それとも作業が多くて大変だったか
AM:もちろん、自分は彼のペースノートのシステムを前から知っていたので、すでに気持ちの上では自分で準備は始めていた。でも、レッキを始めた時、情報の多さにショックを受けたよ。それでも、できる限りそれを早く読まなくてはならなかった。早く読めているかどうかを考えるヒマすらなかったよ。間に合っていればいいけどね。でも、楽しかったし、実は助手席に座って怖くなかったのは人生で初めて。通常は、外で何が起きているのかを見たくなってしまって怖くなっちゃうんだけど、あまりに忙しいから怖がるヒマもない。ペースノートに集中しているからね。シェイクダウンもとても楽しかった。ちょっと読むのが遅すぎたけど、少しずつうまくなっていったよ。

Q:ペターがSNSでパワーステージでベストタイムを獲りに行くとジョークを言った時、目が少し脅えていたようだが
AM:そうだよ。一番有名な5ポイントを獲るよ!

Q:ピレリでの役割について、開発ドライバーを務めているが、進み具合はどうか。2021年の実戦デビューをどれほど楽しみにしているか
AM:とても興味深いね。もちろん、ピレリの一番の目標は、ドラマを起こさない安定したタイヤを作り、同時に非常に高いレベルのパフォーマンスを発揮することだ。これを達成できたという強い自信を感じている。ほかのドライバーからのフィードバックを聞くことを楽しみにしているが、テストはターマックもグラベルも本当にいい内容だったので、タイヤにもすごく自信を持っている。いい流れで進んでいると思うよ。

メディアからの質問
ライナー・クーン(モータースポーツ・アクツエル、ドイツ)
Q:(ミケルセンに)来年、WRCかWRC2に参戦するか。プランは
AM:来年について話し合いを進めている。もちろん、現状シートが少ないので簡単ではないが、選手権に戻れる方法を模索している。こうした状況になるのは初めてではないので、自分としては通常の作業。また自分の道にデコボコが出てきたが、今回も乗り越えていくよ。

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