スバルUSA参戦のナイトロRXでサンデルが2位フィニッシュ、スピードは負傷 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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スバルUSA参戦のナイトロRXでサンデルが2位フィニッシュ、スピードは負傷

©subaru.com/rally

米国で人気のスポーツフェス、ナイトロ・ワールドゲームスが8月16−18日、ユタ州のユタ・モータースポーツキャンパスで開催され、ナイトロラリークロス(NRX)イベントにスバル・モータースポーツUSAが4台のスバルWRX STIで参戦。アメリカズ・ラリークロス(ARX)に参戦するスコット・スピード、パトリック・サンデル、クリス・アトキンソンに加え、NRXのコースデザイナーも担当したトラビス・パストラーナがドライバーを務め、ARXで活躍するドライバーや、世界ラリークロス選手権を戦うティミーとケビンのハンセン兄弟(プジョー208)と戦った。

プラクティスから勢いを見せたのはサンデル。セミファイナルのシードを決めるセッションで全体のトップタイムをマーク。今季初めてラリークロスに参戦したパストラーナも中盤につける一方、アトキンソンはパワーが低下するトラブルに見舞われエンジン交換を余儀なくされた。さらにARXでシリーズ首位につけるスピードは、トップタイムペースで走行している中、最終ラップの最後のジャンプで着地エリアをオーバーシュート。フィニッシュラインを超えることはできたが、体に痛みを訴え、病院へ搬送された。検査の結果、背中の椎骨3本の骨折が判明。幸い、腕と足を動かせることから完治できる見込みではあるが、今シーズンのラリークロス活動については不透明だという。

負傷したスピードへの思いを胸にファイナルに挑んだサンデルは、世界RXドライバーのケビン・ハンセンとともにフロントローからスタート。パストラーナは、ティミー・ハンセンとともに、2列目からスタートを迎えた。コースフォーマットが修正されたことから、ファイナルは見応えのある戦いとなり、各ドライバーは3つの異なるライン全てを走行しなくてはならず、その途中には大ジャンプとトンネルの複合が盛りだくさんに用意された。好スタートを決めたハンセン兄弟、第1コーナーではケビン・ハンセンがサンデルを交わしてリードを握ると、ケビンとサンデルが激戦。最終的に0.5秒差でサンデルが2位でフィニッシュした。パストラーナは、5位でフィニッシュ。優勝は、ケビン・ハンセンが飾った。

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