ARXカナダ:スバルUSAのスピードが3位フィニッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ARXカナダ:スバルUSAのスピードが3位フィニッシュ

©subaru.com/rally

アメリカズ・ラリークロス第4戦は、カナダ・ケベック州のグランプリ・トロワリビエラで8月4日にファイナルが行われ、スバル・モータースポーツUSAのスコット・スピード(スバルWRX STI)が3位でフィニッシュ。チームメイトのパトリック・サンデルも、予選で圧倒的な強さを誇るなどスバル勢がカナダラウンドでも勢いを見せた。

世界ラリークロス選手権と併催で行われた今戦。3日土曜日に行われたフリープラクティスで、スバル勢は世界RXのマシンのペースと初めて比較する機会に恵まれた。オープンのプラクティスセッションでは、世界RXとARXのマシンが同時にコースを走行。サンデルとスピードはトップタイムを叩き出した。サンデルは、続く予選セッションでも好タイムを連発した。

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しかし、セミファイナルでは両者とも逆境に立たされ、サンデルはブレーキ中にウォールに引っかけてセミファイナルトップの座を明け渡し、スピードもレースをリードしていたが、最終コーナーでトランスミッションのトラブルが発生し、このレースは3位フィニッシュ。この後、チームは15分間でギアボックス交換を敢行しスピードをファイナルに送り出すと、チームの奮闘にスピードが走りで応え、ファイナルを3位フィニッシュで飾った。クリス・アトキンソンは、土曜日からセッティングを変更し、日曜日にはペースがアップ。総合4位でのフィニッシュを果たした。

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「セミファイナルは期待していたような終わり方にはならなかったが、チームががんばってくれてファイナルに間に合わせてくれたので、ポイントを獲得することができた」とファイナルを終えたスピードはコメント。
「ほとんど最後尾からポディウムに上がれたのだから、もちろんうれしいよ! それぞれが不運に見舞われたが、鍵となったのはいい判断を続けることだ。こうしたドラマがあるからこそ、選手権は面白いんだ」

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ARXカナダ ファイナル結果
1 T.ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル) 5:05.952
2 C.ビッガム(フォルクスワーゲン・ビートル) 5:06.628
3 S.スピード(スバルWRX STI) 5:08.356
4 C.アトキンソン(スバルWRX STI) 5:12.340
5 T.ペコイ(フォード・フィエスタST) 5:14.211
6 S.アーピン(フォード・フィエスタST) 5:38.803
7 P.サンデル(スバルWRX STI) 5:52.019



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