ダブルヘッダーのARXゲートウェイでスバルUSAがダブル優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ダブルヘッダーのARXゲートウェイでスバルUSAがダブル優勝

©subaru.com/rally

アメリカズ・ラリークロス(ARX)は7月13−14日、初開催となる米国イリノイ州のワールドワイドテクノロジー・レースウェイで第2-3戦が行われ、スバル・モータースポーツUSA勢がダブル優勝を達成した。13日はクリス・アトキンソンが、ファイナルの最終コーナーでパスに成功してのスリリングな優勝を飾った。さらに14日は、チームメイトのパトリック・サンデルが、ポールポジションからの激戦を制した。6月の開幕戦で優勝をマークしたスコット・スピードは、日曜日は予選の4ヒート、セミファイナルを制し、ファイナルでも2位でフィニッシュ。選手権リードを広げている。

ARXとしては初めて、1つの週末で2大会のラリークロスイベントを満載しての開催となったゲートウェイ戦。まず、デイ1の予選でペースをつかんだスピードに、サンデルも僅差で続いた。スピードは、セミファイナルも制してファイナルのポールポジションを獲得。サンデルは3番手、アトキンソンは5番手からのスタートとなった。しかし、このファイナルでスピードは、序盤にパンクを喫し後退。アトキンソンとサンデルは、首位を走るフォードのスティーブ・アーピンを追う形となった。ラスト3ラップ、アーピンを必死で負い続けたアトキンソンは、最終ラップの最終コーナーでインをつくと、一番最初にWRX STIのノーズをフィニッシュラインに滑り込ませた。アトキンソンにとっては、これがスバルから参戦するラリークロスでの初めての優勝。サンデルも3位に入り、ともにポディウムに上がった。

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日曜日も予選から速さを見せたのはスピード。セミファイナルではポールポジションからスタートした現ARXチャンピオンのスピードだったが、他車との接触でスピン寸前となり集団の後方まで押し出されてしまった。しかし、最終的に3位まで順位を挽回し、ファイナルへの進出権はもぎとった。一方、セミファイナル2では、サンデルがフィナルのポールポジションを獲得した。そのファイナルでは、サンデルが見事な滑り出しを決めて首位で第1コーナーに入ると、そのままクリーンな走りを続けて初優勝を飾った。後方スタートからハードにプッシュしたスピードも、ライバルのタナー・ファウストをかわして2位に入った。

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「後方スタートから勝つことができて、信じられない気分だよ!」と、土曜日のファイナル後にアトキンソンは喜びを語った。「自分は今回、浮き沈みが激しかったので、ファイナルがどうなるのか予想つかなかった。2番手に上がって最終ラップに入った時、動かなくてはならないと分かった。最終コーナーを攻めるしかない、って考えたんだ」

日曜日のファイナルを制したサンデルは「シリーズの中で一番楽しいコース。本当に最高の週末だった。ここには自分が大好きな、超高速のダーとセクションがあるので、セミファイナルで勝った時、ファイナルでも滑り出しが良ければ勝てるチャンスがあると分かった」と語った。

今季のARX、ここまで3ドライバー全員が優勝をマークしたスバル・モータースポーツUSA。次回は、8月3-4日、世界ラリークロス選手権との併催となるカナダ・ケベック州で開催されるトロワリビエラ戦に臨む。

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