GRCオタワ:アトキンソンは第5戦で4位フィニッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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GRCオタワ:アトキンソンは第5戦で4位フィニッシュ

©subaru.com/rally

米国を拠点とするグローバルラリークロスチャレンジ(GRC)は、シリーズ史上初めて、カナダで開催。6月17‐18日に第5戦と第6戦がダブルヘッダーで開催された。コースが設定されたオタワにあるカナダ航空宇宙博物館には何千人ものファンが集まり、盛り上がりを見せた。

スバル・ラリーチームUSAからスバルWRX STIでフル参戦に挑んでいるクリス・アトキンソンは、第5戦のヒート3で好スタートを見せてトップフィニッシュを決めると、セミファイナルでもロケットスタート。2ラップ目にジョーカーに入り、リードを広げる。しかし、最終ラップでインを突いてきたスティーブ・アーピン(フォード・フィエスタ)と接触したアトキンソンはアウト側に押し出され、2番手でのフィニッシュとなった。アトキンソンは、ファイナルはクリーンな走りに徹し、4位フィニッシュとなった。チームメイトのパトリック・サンデルは、開幕ラップでタイヤバリアに衝突し、リタイアとなった。

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18日に行われた第6戦は、アトキンソン、サンデルがともにレース全般で上位につけたが、ジャンプスタートの裁定を受けてジョーカーラップ追加のペナルティ。この結果、フィニッシュ順位が下がり、ファイナルでのグリッド位置も後退してしまった。そのファイナルでは、アトキンソンが開幕ラップにタイヤバリアに突っ込みマシンが転倒。コースには復帰できたが、この時点でレースは赤旗中断となった。この間の数分、スバルラリーチームUSAは、アトキンソン車のフロントガラス交換を敢行。サンデルは7位、アトキンソンは9位でのフィニッシュを果たした。

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なおこのオタワ戦では、第5戦ではアーピン、第6戦ではタナー・ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル)が優勝を飾った。フォルクスワーゲン・アンドレッティ・ラリークロスは、第6戦で昨年チャンピオンのスコット・スピードが2位に入り、1−2フィニッシュを決めている。

GRC第5戦オタワ ファイナル結果
1 S.アーピン(フォード・フィエスタST) 7:04.591
2 T.ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル) +1.445
3 M.デヨン(ホンダ・シビック タイプR) + +4.906
4 C.アトキンソン(スバルWR STI) +9.936
5 A.ダイン(フォード・フィエスタST) +11.916
6 S.エリクソン(ホンダ・シビック タイプR) + +13.040

GRC第6戦オタワ ファイナル結果
1 T.ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル) 6:37.877
2 S.スピード(フォルクスワーゲン・ビートル) +6.739
3 M.デヨン(ホンダ・シビック タイプR) +6.934
4 S.エリクソン(ホンダ・シビック タイプR) +8.871
5 O.エリクソン(ホンダ・シビック タイプR) +10.788

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