パストラーナ、イベント中にコ・ドライバーを変更してARA戦優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

パストラーナ、イベント中にコ・ドライバーを変更してARA戦優勝

©subaru.com/rally

米国ラリーアソシエーション(ARA)ナショナルシリーズは第5戦ニューイングランド・フォレストラリーが7月21‐22日、米国メイン州で開催され、スバル・ラリーチームUSAのトラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)が劇的な優勝を果たした。

パストラーナはチームメイトのデビッド・ヒギンズと、デイ1から激戦を展開。しかし、路面は非常にラフで、走行中の衝撃によりコ・ドライバー、ロビー・デュランが背中を負傷。初日を終えた時点で競技を続行することができなくなってしまった。ARAのルールでコ・ドライバーの変更が認められていることから、急きょ、チームスタッフから志願したグレゴルス・ドーマンがデイ2のコ・ドライバーを務めた。

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デイ2に入っても、パストラーナとヒギンズは接戦を続けていたが、最終2本目のSSでヒギンズが、コース脇の縁石にヒットしてリアサスペンションにダメージを負い、右リアのアップライトとホイールのアッセンブリーが破損した。

その事実を知らないパストラーナ/ドーマン組も、同じ周辺エリアでリアサスペンションをヒット。ダメージは負ったものの、規模は小さかった。ステージを1本残した時点で、両者の差はわずか1秒。ヒギンズのマシンは、30分サービスで完全に修復することはできず、2輪駆動の状態でサービスをアウトした。このため、最終SSではヒギンズが大量のタイムをロスした一方で、パストラーナは1分以上の差をつけて優勝を果たした。

Toyota USA

また、このイベントでは、元米国チャンピオンのロッド・ミレンを父に持つレイズ・ミレンがトヨタ・RAV4で2輪駆動部門での勝利を飾った。ミレンは今季5勝目で、2WD部門のタイトルを決めている。

なおARAは、8月末にミネソタ州で予定されていた最終戦、オジブウエ・フォレストラリーの開催キャンセルを決定した。



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