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TOYOTA GAZOO Racing、全日本ラリー選手権や育成プログラムについても発表

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2月2日(木)、TOYOTA GAZOO Racingは2017年の活動計画を発表した。この日のカンファレンスでは、WRC関連以外の発表として全日本ラリー選手権、TGRラリーチャレンジプログラムなどについても発表された。

全日本ラリー選手権には、スポーツ制御されたCVTのヴィッツを実戦に投入。ラリーを通じてCVTのもつ可能性を追求するという。参戦車両名は「TGR CVT Vitz」、参戦チーム名はTOYOTA GAZOO Racingとなる。ドライバーは大倉聡、コ・ドライバーは豊田耕司のふたりが務める。前年同様、トヨタ社員がエンジニアおよびメカニックとして車両製作から競技参戦まで一貫して参画する。

また、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジは、先日発表のあったとおり、年間12戦が開催される。ダカールラリーではトヨタ・ランドクルーザー200で参戦するトヨタ車体(株)のラリーチームであるTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(TLC)を支援。先日の2017年大会では、327号車が市販車部門でクリスチャン・ラビエルが優勝(チームとしては4連覇)を果たし、332号車の三浦昂もクラス2位となり、1-2フィニッシュを達成している。

ドライバー育成のTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムには、勝田貴元、新井大輝、足立さやかが名を連ねる。プログラムは世界で活躍できるドライバーの育成を目指して2015年よりスタート。勝田、新井のふたりはR5車両およびR2車両を使い、WRCを含む全14戦に参戦する。初戦となるアークティック・ラップランドラリーでは、勝田は20位、新井は10位でラリーを終えている。また、2017年より新たな試みとして、コ・ドライバーの育成もスタート。全日本ラリー選手権で4度のチャンピオン経験を持つ足立がフィンランド人ドライバーのヤルッコ・ニカラとタッグを組み、フィンランドラリー選手権に参戦、開幕戦のアークティック・ラップランドラリーでは4位入賞を果たしている。



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