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ERCラウンドとして開催を続けているラリーディローマ・キャピターレの主催者は、2027年までのWRC昇格を目指し努力を倍増して臨んでいる。
ローマのコロッセオを背景とした壮観なスーパーSSが有名な、オールターマックラリーのラリーディローマ・キャピターレ。イベントを運営するモータースポーツ・イタリアのマックス・レンディーナは、これまでにもこのイベントをWRCのイタリアラウンドにする野望があることを公言してきた。
2004年からWRCイタリアラウンドを務めているグラベルラリーのサルディニアは2026年シーズンも長期契約に含まれており、ローマの主催者はローマ北部の舗装ステージで構成される現ERCラウンドが2027年のWRCラウンドのベースとなる可能性が高まっているという。
FIAは7月31日に2026年のWRCカレンダー全14戦の日程を発表しているが、10月1日〜4日の第13戦に予定されているイタリアについては、現状は国名のみの記載となっておりイベントそのものの拠点は明確にはされていない。
今季のERCローマは7月4日〜6日に開催され、地元イタリアのジャンドメニコ・バッソ(シュコダ・ファビアRSラリー2)が優勝を飾っている。
(Graham Lister)