新井敏弘がラリー北海道に向けてスバルWRX S4をテスト – RALLYPLUS.NET ラリープラス

新井敏弘がラリー北海道に向けてスバルWRX S4をテスト

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新井敏弘が、9月8日(金)〜10日(日)に開催されるラリー北海道に向けて、グラベル仕様にアップデートしたスバルWRX S4のテスト走行を、広島県のテクニックステージ・タカタで行った。グラベルでのテスト走行は、7月のラリーカムイ直前に行ったテストに続き、今回が2回目となる。

「前回は低速テクニカルなグラベル林道でテスト走行を行いましたが、今回は高速グラベルのテストが目的です。タカタは高速コーナーが多いので、テストにちょうど良いんです」と新井。JP4車両のスバルWRX S4の実戦デビューに向け、精力的なテスト走行を行った。

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サスペンションのストローク量やスプリングレートの変更など、前回のテストからリセッティングを受けた新井のスバルWRX S4だが、最大の変更点が左ハンドル仕様になったことだ。
「やはり、グラベルは左ハンドルの方が慣れているので。スバルにお願いして左ハンドル仕様に作り直してもらいました」と新井。テスト走行では、パワーステアリング系のマイナートラブルが出る場面もあったが「まだこのクルマで実戦を一度も走っていないので、テスト走行でマイナートラブルを出し尽くした状態で実戦に挑みたいですね。パワーステアリングのマイナートラブルは、対策できる範囲だと思います」とのことだ。

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「最低地上高も上げて、サスペンションは良い感じに仕上がっていて、トラクション性能も上がったと思います。車重自体はVABとそれほど変わっていないのですが、サスペンションのジオメトリーが変わったことで、VABよりも速くなっているはず。ラリー北海道では、R5勢に食い込んでいけるよう頑張ります」と、ラリー北海道に向けての抱負を語った。



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