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全日本ラリー北海道:レグ1午前は新井大輝がトップ

©Jun Uruno

全日本ラリー選手権第6戦ラリー北海道(グラベル)は9月6日、北海道帯広市にある北愛国交流広場に設置されたサービスパークをスタートした後、レグ1最初のセクション、SS1〜SS5の走行を終えて、最高峰クラスのJN-1では現チャンピオンの新井大輝(シュコダ・ファビアR5)が首位に立った。

開幕のSS1『PAWSE KAMUY SHORT 1(9.47km)』は、選手権リーダーの勝田範彦(トヨタGRヤリス・ラリー2)がトップタイムをマーク。前戦カムイで今季初勝利をマークした奴田原文雄(GRヤリス・ラリー2)と現王者の新井大輝(シュコダ・ファビアR5)が1.9秒差で同タイムの2番手に並んだ。一方、このステージを6.7秒遅れの6番手タイムだったヘイキ・コバライネン(GRヤリス・ラリー2)は、ミッションブローが発生した模様で、ここでレグ離脱となってしまった。

続くSS2は、陸別サーキットと周辺道路をつなぐ4.63kmの『RIKUBETSU LONG 1』。ここでは、奴田原が0.7秒差をつけてのトップタイムをマークし、このステージ3番手タイムの勝田との総合差を0.2秒差にまで詰めた。新井大輝も、奴田原に0.7秒差のSS2番手タイムで、勝田との総合タイム差を0.9秒とした。

給油を挟んだSS3『YAM WAKKA REVERSE 1(23.53km)』は、多くのドライバーが懸念する難関。例年とは逆の方向で走行する大会最長のロングステージだ。ここで、新井大輝が、SS2番手の奴田原に5.5秒差をつけるトップタイムをたたき出して、奴田原に総合4.8秒差をつけての首位に躍り出た。勝田はトップタイムから19.1秒遅れのSS3番手タイムに留まった。

SS4は『PAWSE KAMUY SHORT』2回目の走行。ここで新井大輝が連続ベストをマークし、総合2番手の奴田原との差を6.2秒に広げる。奴田原は、『RIKUBETSU LONG』2回目の走行となるSS5でステージウインを取り返すも、0.4秒差の2番手タイムで続いた新井大輝が、午前セクションを終えて5.8秒のリードを保ち、トップで折り返した。総合2番手は奴田原。同3番手は新井大輝から42.8秒と大きく開いて勝田、さらに27.2秒差の総合4番手に新井敏弘(スバルWRX VBH)が続いている。



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