高山自動車短期大学ラリーチーム、2025年は7名の学生がラリー北海道に挑む – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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高山自動車短期大学ラリーチーム、2025年は7名の学生がラリー北海道に挑む

©Takayama College Rally Team

岐阜県高山市にある高山自動車短期大学は、2025年9月に開催されるラリー北海道への参戦を明らかにした。マシンはトヨタGRヤリス、クルーは星野博と小林剛が務め、彼らのマシンを、7名の学生メカニックとOBメカニックたちがメンテナンスする体制で臨む。チーム監督は大橋智樹講師。学生メカニックは2年生6人、1年生ひとりという内訳だ。2年生のうちふたりは昨年もラリー北海道に参加した経験者となっている。

同大学には2年次の選択科目として、学生メカニックによる国際格式ラリー参戦を行う『世界ラリー実習』という授業が設定されている。1996年のスタート以来、これまでWRCオーストラリアやニュージーランド、ラリージャパンを含め、参加したすべてのラリーで連続完走を果たしており、今年も完走記録の更新に期待がかかる。この授業は単なる整備技術の向上やメカニズムの理解という側面に留まらず、広い視野を持って物事を考え、ラリーを通じて社会とのかかわり方を学ぶという目的もある。

なお今年度のオープンキャンパスは4月からスタートしており、残る日程は8月10日(日)と9月7日(日)。キャンパス見学だけでなく授業体験やモータースポーツ体験などもスケジュールには組み込まれている。個別の対応やオンライン相談も実施しているとのことだ。

Takayama College Rally Team


チームは7月にも長野県のモーターランド野沢でテスト走行を実施(上写真)。現在は夏季休暇中だが、あとひと月に迫った本番に向けて、学生メカニックたちのレベルアップを目指した合宿トレーニングが行われている。

2024年ラリー北海道参戦の模様はこちら



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