WRCサファリ:ナイロビの開幕スーパーSSでトヨタのセバスチャン・オジエが2番手発進 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:ナイロビの開幕スーパーSSでトヨタのセバスチャン・オジエが2番手発進

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRC第7戦サファリ・ラリーケニアは6月22日(木)、首都ナイロビの郊外に設定されたスーパーSSで開幕。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/バンサン・ランデが2番手タイム、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンが3番手タイムをマーク。エルフィン・エバンス/スコット・マーティンは、首位に3.3秒差の5番手タイムだった。4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドで参戦する勝田貴元/アーロン・ジョンストンは、シェイクダウンでのクラッシュによるマシンダメージをチームが修復して無事にスタート。首位に5.1秒差の7番手タイムでこのステージを走り終えている。

(以下、チームリリース)


WRC 第7戦 サファリ・ラリー・ケニア デイ1
70周年記念大会のサファリ・ラリーがナイロビで開幕
オジエが総合2位に、ロバンペラが総合3位につける

6月22日(木)、2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「サファリ・ラリー・ケニア」が開幕。ケニアの首都ナイロビの郊外で1本のスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(GR YARIS Rally1 HYBRID 17号車)が総合2位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)が総合3位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合5位につけました。また、TGR WRCチャレンジプログラムにより4台目のGR YARIS Rally1 HYBRIDで出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は、総合7位でデイ1を走破しました。

Toyota Gazoo Racing WRT

2021年にWRCのカレンダーに復帰したサファリ・ラリーは、今年開催70周年の記念大会となります。ラリーの中心となるサービスパークは3年連続でナイバシャ湖近くのKWS(ケニア・ワイルドライフ・ソサエティ)に置かれ、サービスパークを起点に6月22日(木)から25日(日)まで、4日間にわたり競技が行われます。また、競技開始に先立ち、21日(水)の午前中にシェイクダウンが行われ、ロバンペラがトップタイムを、オジエが3番手タイムを、エバンスが5番手タイムを、勝田が6番手タイムを記録しました。

一晩明けて22日(木)はナイロビ中心地の「ウフルパーク」でのセレモニアルスタートに続き、午後2時過ぎからナイロビ郊外のカサラニで競技がスタート。全長4.84kmのグラベル(未舗装路)ステージで、SS1としてスーパーSSが行なわれました。2台同時走行のこのSS1で、オジエはベストタイムのオィット・タナック(Mスポーツ・フォード)と僅か0.1秒差の2番手タイムを記録。オジエ以外の3人のドライバーも順調にオープニングステージを走り切りました。

なお、カサラニでは競技が始まる前にコンセプトカーである「ハイラックスMHEV」が2回デモ走行。元WRCチャンピオンで、サファリ・ラリーで3回の優勝経験を誇るレジェンド、ユハ・カンクネンが華麗なるドライビングを披露しました。

Toyota Gazoo Racing WRT

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
ケニアに戻り、再びサファリ・ラリーをスタートすることができたのは素晴らしいことです。ナイロビでのスーパーSSは、ラリーを多くの人に楽しんでもらうのに最適なオープニングステージです。また、このラリーのヒーローであるユハ・カンクネンがハイラックスMHEVで走ってくれたことも嬉しく思います。ドライバーたちとは事前に、この最初のステージで頑張ったとしても、ラリーに勝つことはできないと話し合いました。そして彼らは少し肩の力を抜いて走り、明日からの本当の勝負に備えました。ドライバーたちは、ステージのコンディションが過去2年間と比べて全体的に荒れていると言っているので、正しいリズムを見つけることが勝負の鍵を握ると思います。また、雨が降る可能性もあるようですが、ここは路面が濡れると非常に滑りやすくなるので、きっと困難な終末になると思いますが、それに立ち向かう準備はできています。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)
ラリーのスタートのためにケニアのこの場所を訪れるのは、いつだってとてもいい気分ですし、木曜日の昼時にも関わらず大勢の人が応援してくれました。カサラニのスーパーSSは非常に素晴らしく、通常のレギュラーステージと同じように走ることができるパートもあります。自分としては昨年よりもいいスタートを切り、クリーンな走りをすることだけを考えていたのですが、全て上手く行きました。このラリーは毎年大きな挑戦ですし、以前から知っているステージであっても、レッキでは変わっている点が多く見つかりました。雨によって多くの砂やグラベルが流されたため、全体的にステージは少し荒れているように感じました。それでも、昨日のシェイクダウンはいいフィーリングで走れましたし、出走順1番手で走行してもそれほど悪くなかったので、明日も同じような状況になることを期待しています。

Toyota Gazoo Racing WRT

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
ナイロビを訪れ、ラリーをスタートできることを嬉しく思います。ここは来るたびに大勢のファンがいて、応援してくれます。最初のステージはとても素晴らしいものでしたが、路肩に石が沢山あったり、夜間に雨が降ったりしたためトリッキーで、全く油断できない状況でした。毎年コンディションが変わるので、レッキ後はペースノートの準備に追われ、ここまでのところ毎日とても忙しく過ごしています。WRCのカレンダーにこのようなラリーは他にありませんが、シェイクダウンでは実際のステージのサンプル的な路面を走る機会があり、チームはセットアップに関してとてもいい仕事をしてくれたと思いました。

セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 17号車)
再びケニアに来ることができて幸せです。ケニアの人々のラリーに対する情熱は非常に高く、首都で行われるこの最初のステージは、多くの人々が見守る中で、常に楽しんで走ることができます。今回は所々に岩があったり、大きなウォータースプラッシュがあったりと少しトリッキーだったので、注意を払いながら少し肩の力を抜いて走らなければなりませんでした。それでも、明日からがラリーの本番であることを考えれば、タイムは決して悪くありませんでした。昨日のシェイクダウンはこのラリーを象徴するようなステージだったので、バンピーな路面でクルマがどのような挙動を示すのか確かめるのに有効でした。フィーリングは問題ないですし、我々を待ち受けるものに対する準備はできています。

サファリ・ラリー・ケニア デイ1の結果
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォードPUMA Rally1 HYBRID) 3m14.3s
2 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +0.1s
3 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +2.4s
4 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +2.7s
5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +3.3s
6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +4.0s
7 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +5.1s
8 ピエール=ルイ・ルーベ/ニコラ・ジルソー (フォード PUMA Rally1 HYBRID) +8.0s
9 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン (シュコダ Fabia Rally2 evo) +9.7s
10 ジョーダン・セルデリウス/アンディ・マルフォイ (フォード PUMA Rally1 HYBRID) +11.3s
(現地時間6月22日16時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

明日のステージ情報
競技2日目となる6月23日(金)のデイ2は、ナイバシャ湖の周辺で「ロルディア」、「ジオサーマル」、「ケドング」という3本のステージを、日中のサービスを挟んで各2回走行します。6本のステージの合計距離は125.82km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は337.88kmとなります。

Toyota Gazoo Racing WRT



RALLY CARS