ヒルボネン「メキシコの原因は分析済みだ」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒルボネン「メキシコの原因は分析済みだ」

 

 ミッコ・ヒルボネンは開幕戦で勝利したものの、続くメキシコでは4位という結果に終わっている。これにより、チャンピオンシップではセバスチャン・ローブにリードを許している。ヒルボネンは2008年のヨルダンで勝利を飾っているだけに、今回も優勝して少しでも前との差を縮めたいところだ。他には類を見ないほど硬めのグラベルであるが、ヒルボネンは自信をのぞかせる。

「路面は本当に硬くて、まるでアスファルト上を走っているみたいなんだ。それでも最初の走行では路面がルーズだろうから、クルマはわずかでも柔らかめに対応したセッティングにする必要があるだろう。でもステージを繰り返し走れば路面はきれいになるから、セッティングはそう簡単じゃない。コースには溝がなくて、曲がりくねった部分ではコースのショートカットも可能だから、ターマック仕様ほど車高をベタベタにはできないということも考慮しないといけない。グラベルとアスファルト両方に対応するセッティングを見つけるには、どこかで妥協しないとね。

 ペースノートを作るという点では、全ラウンド中で最も難しいラリーになるよ。高速セクションでは小さな障害物でもパンクしてしまう。そうかと思えば、いきなりヘアピンが続く箇所ではそういった障害物を見つけやすくなったりする。木もやぶもない砂漠では目印が何もないから目に頼るしかない。だからこそピンポイントの正確さでペースノートを作らなければならないんだ。
 メキシコでは期待していたほどの競争力を発揮できなかったけれど、その原因は分析済みだ。そして今週のスペインテストではいくつかオプションも試したよ。ヨルダンでは僕たちの力を十分に発揮できるはずさ」

 一方、チームメイトのヤリ‐マティ・ラトバラはヨルダンラリーの最終日に誕生日を迎え、25歳になる。ラトバラもヒルボネンの指摘と同様に、質の高いペースノートを作り、コースに点在する岩をうまく避けて走ることが大切だと述べている。

「前回2008年に走った時は、硬い路面にいい具合に砂の層ができていて、表面はなめらかだった。でも最初のステージはすごくすべりやすかったんだけどね。砂は徐々に飛ばされていって、2回目のループでは路面は硬くてグリップもしっかりしていた。アスファルトみたいにブラックマークが残るほどだったよ。
最近大雨が降った影響で、今年の路面は少し柔らかく、ゆるくなっているんじゃないかな。それに人工の道だから、リズムが不自然なところもある。尾根を越えたらすぐにターンしなければならなかったりするんだ。2年前は何度か足を取られそうになったよ。
 僕のペースノートの正確さは十分とは言えなかったから、レッキに行った時に手直しする必要があるね。
 コースサイドを見れば分かると思うけれど、コースの基盤は岩。コーナーでのショートカットは可能だけれど、逆に岩をコース上にほじくり出してしまうことも想定される。もしこういった岩に当ってしまった場合、サスペンションは簡単に壊れてしまうし、タイムロスにもつながるから気をつけないとね」



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