WRCメキシコ:シェイクダウンはエサペッカ・ラッピとカッレ・ロバンペラが同タイムでトップ。勝田貴元は6.1秒差の9番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:シェイクダウンはエサペッカ・ラッピとカッレ・ロバンペラが同タイムでトップ。勝田貴元は6.1秒差の9番手

©HYUNDAI

2023年シーズンWRC第3戦ラリーメキシコは、3月16日(木)にシェイクダウンを終え、ヒョンデのエサペッカ・ラッピがトップタイムとなる3分44秒4をマーク。同タイムの2番手にトヨタのカッレ・ロバンペラ、0.3秒差の3番手にはトヨタのセバスチャン・オジエが続いた。4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブする勝田貴元は、6.1秒差の9番手につけている。

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により土曜日の段階で途中終了となったラリーメキシコが、3年ぶりにWRCへと帰ってきた。モンテカルロ、スウェーデンと転戦してきた23年シーズンのWRCは、初の通常グラベルを迎える。メキシコ最大の特徴となるのがその標高の高さ。ラリー1規定マシンは2000mを超えるような高地を走った経験がないため、各チームは近いコンディションでテストを重ね、メキシコへと挑む。

TOYOTA


シェイクダウンは3月16日の午前10時01分(日本時間17日午前1時1分)から、サービスパークが置かれたレオン北東の「Llano Grande」で実施。久々のメキシコということもあり、多くのクルーが5.52kmのグラベルステージでの走行を繰り返した。

トップタイムのラッピから1.4秒差の4番手タイムはヒョンデのダニ・ソルド、1.6秒差の5番手にトヨタのエルフィン・エバンス、2.9秒差の6番手タイムはヒョンデのティエリー・ヌービル。Mスポーツ・フォード最上位は、4.2秒差の7番手に入った オィット・タナックとなった。

M-SPORT


ラリーは16日木曜日の20時05分(日本時間17日午前11時05分)にSS1がスタート。恒例となった古都グアナファトでのセレモニアルスタートに続き、1.12kmの市街地ステージで幕が上がる。

WRCメキシコ シェイクダウン暫定結果
1. E.ラッピ(ヒョンデi20Nラリー1) 4/4 3:44.4
2. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 3:44.4
3. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 3:44.7
4. D.ソルド(ヒョンデi20Nラリー1) 2/3 3:45.8
5. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 3:46.0
6. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 2/3 3:47.3
7. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 3/3 3:48.6
8. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 3/3 3:49.5
9. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 3:50.5
10. G.グリーンスミス(シュコダ・ファビアRSラリー2) 1/1 3:58.4
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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