WRCカタルーニャ:競技1日目を終え、オジエがロバンペラに4.7秒差の首位、パンクの勝田は8番手に – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCカタルーニャ:競技1日目を終え、オジエがロバンペラに4.7秒差の首位、パンクの勝田は8番手に

©TOYOTA

2022年シーズンWRC第12戦ラリーカタルーニャは、競技1日目のSS8までを終えて、トヨタのセバスチャン・オジエが首位。4.8秒差の2番手にチームメイトのカッレ・ロバンペラ。12.5秒差の3番手にティエリー・ヌービル、20.0秒差の4番手にオィット・タナックとヒョンデのふたりが続いた。勝田貴元はSS7でパンクに見舞われ、1分28秒6秒遅れた8番手につけている。

競技初日はSS1〜SS8の8SS、SS走行距離は118.92km。10月21日金曜日はサロウ北に設定された4SSを、ポートアベンチュラのサービスを挟んで午前と午後でループする、ラリー最長の1日となる。この日は時折雨が落ちる、不安定なコンディション。さらにインカットによって午後の走行時にはかなりのグラベルが掻き出される可能性がある。

SS1、オープニングステージでベストを刻んだのは、前戦ニュージーランドでWRCドライバーズ選手権タイトルを決めたロバンペラ。1.2秒差の2番手にヌービル、1.5秒差の3番手にタナック、1.6秒差の4番手にオジエと、4人のドライバーが僅差で続く。スタート直後に左フロントに衝撃を感じたというクレイグ・ブリーン(Mスポーツ・フォード)はパンクを警戒し、8.6秒差の7番手と出遅れてしまった。

SS2もロバンペラがヌービルに2.1秒差をつけてベストタイム。ハイブリッドシステムに不調をきたしたタナックは、5.5秒差の5番手タイムとなり、総合5番手にドロップ。オジエが2番手、エルフィン・エバンス(トヨタ)が3番手と、それぞれひとつずつ順位を上げた。

HYUNDAI


ここまで順調に首位をキープしてきたロバンペラだったが、この日最長の22.64kmを走るSS3は「前の2本と比べてグリップを感じられなかった」と、ベストタイムのオジエから8.2秒も遅れてしまう。これでオジエが首位に浮上、1.9秒差の2番手にヌービル、ロバンペラは3.5秒差の3番手に順位を落とした。3番手タイムのタナックは、「完璧だとは思わなかったけど、これだけ遅れるとは思わなかった」と振り返ったエバンスを抜いて、4番手に順位を戻している。

SS4はヌービルがタナックに1.8秒差をつけて今回初の一番時計。オジエは2.4秒差の3番手、この結果オジエをかわしてヌービルが首位に立った。午前中のループを終えて、首位に0.5秒差の2番手にオジエ、4.2秒差の3番手にロバンペラ、6.0秒差の4番手にタナック、10.9秒差の5番手にエバンスが続いている。勝田は37.3秒差の7番手に、「今朝は最高のスタートというわけにはいきませんでしたが、だんだん良くなってきました」と、振り返った。

TOYOTA


サービスを挟んだ午後のセクション、SS5のベストタイムはオジエ。1.4秒差でタナック。このステージで3.7秒差の7番手タイムのヌービルをかわし、オジエが再びトップに浮上した。続くSS6はロバンペラがオジエに2.2秒差のベストを刻み、ヌービルをかわし、2番手にポジションアップ。これでトヨタはオジエとロバンペラで1-2体制を築くことになった。

ロバンペラはSS7でも、0.7秒差でオジエを従えて連続ベスト。このステージでは、ここまで5番手につけていたエバンス、6番手のソルド、7番手の勝田が相次いでパンク。それぞれがタイムロスした結果、5番手にソルド、6番手にエバンス、7番手にクレイグ・ブリーン(Mスポーツ・フォード)、8番手に勝田というオーダーに。

M-SPORT


この日の最後を締めくくるSS8はオジエがベストを獲り返し、ロバンペラとの差を4.8秒差に広げ、初日を終えた。「いい1日になったね。初日は7番手スタートだったし、インカットも多いラリーだから、首位に立てるとは思わなかったよ」と、オジエは笑顔で振り返った。「コンディションの変化が大きく、思ったようにプッシュできなかった」と振り返ったヌービルが12.5秒差の3番手。SS2に続き、ハイブリッドブーストが使えなかったタナックは、このステージだけでベストのオジエから7秒も遅れ、総合順位でも20.0秒差の4番手と、優勝争いから一歩後退している。

WRCカタルーニャ SS8後暫定結果
1. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1:06:07.9
2. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +4.8
3. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) +12.5
4. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1) +20.0
5. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1) +50.9
6. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1:01.2
7. C.ブリーン(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +1:03.7
8. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1:28.6
9. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +1:31.3
10. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +1:38.8

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