WRCニュージーランド:競技2日目を終え、トヨタの3台を従えてヒョンデのタナックがトップ。初参戦の勝田は8番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCニュージーランド:競技2日目を終え、トヨタの3台を従えてヒョンデのタナックがトップ。初参戦の勝田は8番手

©HYUNDAI

2022年シーズンWRC第11戦ラリーニュージーランドは、競技2日目のSS7までを終えて、ヒョンデのオィット・タナックが首位。0.2秒差の2番手にエルフィン・エバンス、6.7秒差の3番手にセバスチャン・オジエ、7.2秒差の4番手にカッレ・ロバンペラとトヨタの3台が続いた。ニュージーランド初参戦の勝田貴元は、路面習熟に努めながらの走行となり、1分42秒0遅れの8番手につけている。

競技2日目はSS2〜SS7の6SS、SS走行距離は158.56kmkm。9月29日木曜日はオークランド市街地に設定されたSS1のみとなり、本格的なステージ走行の幕開けは、30日金曜日からとなる。オークランド南西の3SSを、ラグランのタイヤフィッティングゾーンを挟んで2ループする、ラリー最長の1日だ。オークランドでの中間サービスが設定されていないため、マシンにトラブルが発生すると、致命傷となる可能性がある。

TOYOTA


オープニングとなったSS2は今回最長の29.27kmを走るおなじみの「Whaanga Coast 1」。ベストタイムは後方スタートの利を活かしたMスポーツ・フォードのガス・グリーンスミス。0.4秒差の2番手タイムはオジエ、Mスポーツ・フォードのクレイグ・ブリーンが1.6秒差の3番手タイムをマークした。前日トップのタナックが4番手タイムに沈んだ結果、ブリーンがトップに浮上し、グリーンスミス、オジエ、タナックと続く。先頭スタートのロバンペラは13.3秒差の6番手、ヒョンデのティエリー・ヌービルも15.2秒遅れた7番手に沈んでいる。

SS3は同タイムで並んだタナック、ブリーン、ロバンペラに1.3秒差をつけて、エバンスがベストタイム。ブリーンがトップをキープし、グリーンスミスとオジエを抜いて、タナックが2番手、エバンスが3番手とそれぞれポジションを上げている。SS4もタナックが連続ベスト、0.7秒差の2番手タイムにロバンペラ、0.8秒差の3番手タイムにエバンスのとトヨタ勢のふたりが僅差で続く。午前中のセクションを終えて、ブリーンを捉えたタナックがトップに立ち、2.6秒差の同タイムでエバンスとブリーンが並んだ。その後方、9.0秒差の4番手にグリーンスミス、9.7秒差の5番手にオジエ、10.7秒差の6番手にロバンペラというオーダーとなっている。

M-SPORT


SS3に続きSS4でもスピンを喫したヌービルはトップから40.9秒差の7番手。「この状況ではラインをキープするだけでも大変だ」と肩を落とす。初参戦のニュージーランドの滑りやすい路面に苦しんだ勝田貴元(トヨタ)は、SS3でのスピンもあり、最初のセクションを終えて59.6秒差の8番手と、こちらも大きく出遅れてしまった。

ラグランでのタイヤフィッティングゾーンを挟み、午前中と同じルートをリピートする午後のセクション。雨が降ったことで、ステージの一部がマディなコンディションに。SS5でチームメイトのエバンスに8.4秒をつける圧倒的なベストをたたき出したのはオジエ。これで5番手から一気にトップに立った。首位につけていたタナックは「このステージでは、まだ路面掃除をする必要があった」と語り、ベストのオジエから17.2秒も遅れて、3番手にドロップ。一方、午前中を2番手折り返したブリーンはスタートから26.7km地点の右コーナーでコースオフ。なんとかステージを走り切ったものの、ダメージが大きくデイリタイアを決めている。

TOYOTA


SS6は路面が荒れていたこともあり、先頭スタートのロバンペラが今回初のベストタイム。ペースの上がらないグリーンスミスをパスし、4番手にポジションを上げた。続くSS7、はタナックが、エバンスに1.2秒差をつけて一番時計。前のステージでリヤウイングを失ったオジエは、高速ステージでスピードが上げられず、タナックに13.3秒差の7番手タイムに沈む。これで、タナックが再び首位に立ち、0.2秒差の2番手にエバンス、オジエは6.7秒差の3番手に順位を下げた。4番手は首位から7.2秒差で、厳しい先頭スタートを乗り切ったロバンペラ。以下、グリーンスミス、ヌービル、オリバー・ソルベルグ(ヒョンデ)、勝田のオーダーで2日目を終えている。

WRCニュージーランド SS7後暫定結果
1. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1) 1’36:48.6
2. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +0.2
3. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +6.7
4. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +7.2
5. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +43.8
6. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) +45.6
7. O.ソルベルグ(ヒョンデi20 Nラリー1) +1:28.3
8. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1:42.0
9. H.パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2) +5:07.0
10. L.ベルテッリ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +5:41.4

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