WRCスペイン:シェイクダウンはトヨタのセバスチャン・オジエがトップ。勝田貴元は0.9秒差の2番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:シェイクダウンはトヨタのセバスチャン・オジエがトップ。勝田貴元は0.9秒差の2番手

©TOYOTA

2022年シーズンWRC第12戦ラリーカタルーニャは、10月20日(木)にシェイクダウンを終え、トヨタのセバスチャン・オジエがトップタイムとなる2分40秒1をマーク。0.9秒差の2番手にトヨタの勝田貴元、1.2秒差の3番手にMスポーツ・フォードのピエール-ルイ・ルーベ。前戦ニュージーランドでドライバーズ選手権王座を決めたトヨタのカッレ・ロバンペラが、1.4秒差の4番手につけている。

今年で57回目の開催を迎えるカタルーニャは、2010年以来長らくミックスサーフェイスイベントとして開催。しかし、WRC開催30周年を迎えた昨年からターマックに回帰。今年も全ステージが舗装路のSSで構成された、フルターマックラリーとして行われる。ホストタウンはこれまでと変わらず、バルセロナ近郊のビーチリゾートのサロウ。サービスパークはヨーロッパ最大級のテーマパーク「ポートアベンチュラ・ワールド」の駐車場に設定される。

シェイクダウンは現地時間の木曜日午前9時、サロウの北西にある4.21kmの「コル・デ・ラ・テイシエタ」で行われた。シェイクダウンステージのルートは最終日にSS17/SS19でも使用されるため、多くのクルーがタイヤの感触を確かめるように走行を繰り返している。

5番手タイムをは前戦ニュージーランドで激しいクラッシュを経験したエルフィン・エバンス。6番手にガス・グリーンスミス、7番手に久々の復帰となったアドリアン・フルモーと、Mスポーツ・フォード勢が続いた。ヒョンデ・ワークス最上位は12番手のオィット・タナック。13番手にダニ・ソルド、14番手にティエリー・ヌービルと、今回のシェイクダウンでは後続に沈んだ。

ラリーは、10月21日水曜日午前8時33分(日本時間21日午後3時33分)にSS1がスタート。初日はサロウ近郊の4SSを午前と午後でループする8SS、118.92kmを走行する。

WRCカタルーニャ シェイクダウン暫定結果
1. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:40.1
2. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:41.0
3. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)4/5 2:41.3
4. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:41.5
5. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)2/3 2:41.6
6. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)4/4 2:42.6
7. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 2:46.1
8. P.ロペス(ヒョンデi20 Nラリー2) 2/2 2:48.8
9. C.ブリーン(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)2/3 2:50.4
10. A.カコン(シトロエンC3ラリー2)2/2 2:52.3
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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