WRCニュージーランド:カッレ・ロバンペラ「金曜日の方が緊張していた」デイ4コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCニュージーランド:カッレ・ロバンペラ「金曜日の方が緊張していた」デイ4コメント集 

©TOYOTA

WRCラリーニュージーランド、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ハイブリッドのラリー1マシンという新時代王者の座を、シーズン2戦を残して決めたカッレ・ロバンペラ。今回最も長い距離を先頭スタートで走り切らなくてはならなかった金曜日はナーバスになっていたことを明かした。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合優勝(=)
パワーステージ順位:1位
「いま、一番強く思うのは、本当に安心したということ。すごく順調にシーズンを過ごしてきて、その後、厳しいラリーが数戦続き、ようやく成し遂げることができた。これほど速くて信頼性のあるマシンを作ってくれたチームに心からの感謝を伝えたい。おかげで、ひたすらにドライビングを楽しむことができた。チームは厳しい時でも自分たちを信じて、支えてもくれた。最年少ということについてはあまり考えていないが、それでもこれを達成できたのは特別なこと。とても大きな意味があるし、チャンピオンになるということだけが、ラリーをやっていく中での目標だった。実は、今日よりも金曜日の方がナーバスになっていた。上位争いに残るためにハードにプッシュしなくてはならなかったが、最終日はとにかく楽しめたよ」

■セバスチャン・オジエ/総合2位(=)
パワーステージ順位:3位

TOYOTA

「今日、僕たちは歴史を目の当たりにした。カッレ、ヨンネ、チームのみんなにとって素晴らしいことだ。今シーズンの彼はアメージングで、あとは時間の問題だった。この週末も見事な走りだったし、これこそが偉大なチャンピオンの証だと思う。自分自身も、今回の内容には満足できる部分が多い。3カ月ぶりにWRCに参戦できて良かったし、今季これまで走ってきた道よりも速いチャレンジングなラリーでコンディションもトリッキーだった。この難しいコンディションでも、今シーズンの多くのイベントと同じようにカッレの強さは手の付けようがなかった。自分はチームを支えるために参加しているので、無茶なリスクを負う時ではないと思った。マニュファクチャラーズ選手権タイトルも目前に迫っているからね」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■オィット・タナック/総合3位(=)
パワーステージ順位:2位

Hyundai Motorsport GmbH

「自分たちには厳しい週末となったが、ここに来られたことは良かったし、素晴らしい道はドライビングが楽しかった。優勝を争えるペースではなかったが、それでもポディウムに上がり、ポイントを加算することができた。今年の初めから、自分たちはドライバーズ選手権を争う土俵に上がれていなかった。シーズン中盤で少し盛り返しはしたけどね。トヨタ、特にカッレは正々堂々と、ライバルたちを打ち負かした。本当におめでとう 」

■ティエリー・ヌービル/総合4位(=)
パワーステージ順位:5位

Hyundai Motorsport GmbH

「タイムペナルティと金曜日の2回のパンクを考えれば、総合4位は今回の精いっぱいだった。滑り出しは少し厳しかったので、これ以上は望めなかった。今日は、順位を上げられるとすればライバルに何かがあった場合だけ。それを待つしかなかった。こうしたコンディションでのマシンの動きについて取り組んでいかなくてはならない。とにかく快適に感じられなかったし、ドライビングにも速く走ることにも苦戦した。少しずつだが、努力を続けていく。このラリーにまた参戦できたことはうれしかった。母国から離れているし、思うような展開にはならなかったが、とても特別なイベントだ」

■オリバー・ソルベルグ/総合5位(=)
パワーステージ順位:4位

Hyundai Motorsport GmbH

「明らかに完璧な内容ではなかったので、総合5位という結果はとてもポジティブ。細かいことがいろいろ重なり、いいリズムをつかむことも難しかった。パワーステージでは少しプッシュを試みたが、それでも素晴らしいと言えるほどの走りはできなかった。少なくとも攻めることはできたけれど。将来に向けて、自分たち自身もマシンも、たくさんの経験を積み学んだ。この遠征イベントに向けて準備を進めてくれたチーム、週末の間にマシンを調整してくれたメカニックのみんなに感謝している」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■クレイグ・ブリーン/総合19位(↑)

M-SPORT

「最終ステージは、過去にもあったようなことで、ジャンプでタイヤがリムから脱落してしまった。今は、何もかもがこんな流れになってしまう感じだ。今回は小さなミスで好リザルトを逃してしまったが、それでもトップ争いができるペースを見せられた点は救いだね」



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