スバル・モータースポーツUSA、ARAオリンパスラリーに挑む – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スバル・モータースポーツUSA、ARAオリンパスラリーに挑む

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAは今週末、米国ワシントン州で開催されるアメリカン・ラリーアソシエーション(ARA)第3戦オリンパスラリー(4月23〜24日、グラベル)に2台のスバルWRX STIで挑む。

チームのブランドン・セメナックは、3月の前戦100エーカーウッドラリーで優勝を飾った。ARAはここから2戦連続で、西海岸に舞台を移す。過去にはWRCの舞台にもなったオリンパスはドライバーにもファンにも人気の高いイベントだが、シーズンで最もチャレンジングなラリーでもある。セメナックとコ・ドライバーのキートン・ウィリアムズは、ドライバーズ選手権で首位に立ってこのオリンパスを迎える。チームメイトのトラビス・パストラーナ負傷から復帰し、リアノン・ゲルソミーノと組んでタイトル争いの追い上げを目指す。

今年のオリンパスは、2021年の73台から一気にエントリーが増え、93台と米国で最も人気のある一戦という評判を示すこととなった。リストには、100エーカーウッドを欠場していたケン・ブロックや、耐久レースで活躍するカイル・ティレーが再びラリー2マシンで登場する。ワシントン州の西端に位置するオリンピック半島の山岳路は岩が多く、タイヤの摩耗が激しいグラベル路面で、天候も変わりやすく、2日間の開催期間中にはほぼ間違いなく雨が降る。突然の雨でグリップレベルが変化することもあり、それがステージの途中で発生することもある。また、予期しない場所に水が溜まっているところを全速力で渡らなければならないということも頻繁に起こる。またオリンパスには「ワイルドキャット」として知られる29km近くもの、米国ラリー界で最も長く厳しいステージが待ち構える。

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ドライバーコメント
トラビス・パストラーナ

「ワシントン州は自分の中で2番目に難しいラリーだが、今回は体調も100%万全で臨む。リアノンと自分はいいリザルトを残さなくてはならないが、昨年のこのイベントで優勝しているというのは後押しになるよ! 天気がすごく変わりやすいからどんなことも起こり得るので、ハードにプッシュして今季初優勝を狙いたい」

ブランドン・セメナック
「オリンパスではいい時も悪い時も経験したが、好きなイベントだ。まさにラリーのステージといった道だからね! 昨年はこのイベントでいい速さを見せられたので、計225kmのステージを通して、いいリズムをつかんで乗っていきたい。自分がコンペティティブに戦えるという手応えを感じている一戦でもあるので、キートンと一緒にミズーリ州で勝った時の勢いをつなげたいね」

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