ERCカナリアス:アレクセイ・ルキヤナクが圧勝でシーズンを締めくくる – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCカナリアス:アレクセイ・ルキヤナクが圧勝でシーズンを締めくくる

©FIAERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

今季のERC最終戦、第8戦ラリーイズラス・カナリアス(ターマック、スペイン)は11月20日、競技最終日となるレグ2に設定された4SSを2ループする8SS・計90.86kmの走行が行われ、前日から大差をつけての首位に立っていたアレクセイ・ルキヤナク(シトロエンC3ラリー2)が圧勝を飾った。

ルキヤナクは、この日の8本すべてをベストタイムで揃え、今戦に設定された全17SS中、16SSを最速タイムで走り切った。スタートからフィニッシュまでリードを守る中、ミスなく走り切り、ERCカナリアスで4度目の勝利を達成。この数字は、カルロス・サインツの記録にあと1勝までに迫った。

「今回のパフォーマンスが本当に誇らしいし、素晴らしいマシンを準備してくれたチームやエンジニア、そしてこのコンディションにはベストのタイヤと言っていいピレリにも心から感謝しなくてはならない」と語るルキヤナクは、2018年、2020年のERCチャンピオン。
「ここの高速ステージでペースノートを読み切ってくれたコ・ドライバーのアレクセイ・アルナウトフにも感謝したい。自分自身の一貫性とペースにはすごく満足している。ほぼ完璧な週末だった」

FIAERC

ルキヤナクは最終的に、リードを52.3秒に広げてフィニッシュ。2番手には、ラリーチームスペインのエフレン・ラレーナ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が入り、選手権争いでは前戦のラリーハンガリーで今季のタイトルを確定させていたアンドレアス・ミケルセンに続く2位に入った。またコ・ドライバー選手権では、ラレーナと組むサラ・フェルナンデスが、ポーランドのシモン・ゴルパダルチェクに2ポイント差でタイトルを獲得。ERC史上初の女性コ・ドライバーチャンピオンとなった。

FIAERC

FIAERC / Gregory Lenormand / DPPI

さらに後方でも終盤で順位変動が起こり、前日4番手で終えていたミコ・マルチェク(ファビア・ラリー2 Evo)が、最終ステージまで持ち込まれたシモーネ・カンペデッリ(ファビア・ラリー2 Evo)との激戦を制して、ラレーナに続く3位でフィニッシュ。この結果、マルチェクは選手権3位に食い込んだ。

FIAERC

ERC2部門では、前日トップに立っていたスズキモーター・イベリカのヨアン・ビニエス(スズキ・スイフトR4lly)が、最終2本目のステージでテクニカルトラブルによりまさかのリタイア。この結果、チームメイトのハビエ・パルド(スイフトR4lly)が今季6勝目をマークし、ERCデビューシーズンでのタイトルを獲得した。

FIAERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC3/ERC3ジュニアでは、前日トップのアンソニー・フォティア(ルノー・クリオ・ラリー4)が部門優勝。国内戦からステップアップしたフォティアは、今季2度目のERC参戦で優勝をマークした。両タイトルは、ジャン‐バティスト・フランチェスキ(ルノー・クリオ・ラリー4)が獲得した。

FIAERC

FIAERC

すでにタイトルが確定していたERCジュニアとアバルト・ラリーカップは、それぞれケン・トーン(フォード・フィエスタ・ラリー3)、カルロス・ガルシア(アバルト124ラリー)がこのラリーでの部門優勝を飾った。

FIAERC

FIAERC

ERCカナリアス 最終結果
1 A.ルキヤナク(シトロエンC3 ラリー2) 1:595:41.2
2 E.ラレーナ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +52.3
3 M.マルチェク(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +59.5
4 S.カンペデッリ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +1:13.9
5 E.クルス(フォード・フィエスタ・ラリー2) +1:19.2
6 I.アレス(ヒュンダイi20 R5) +1:32.6
7 S.ペルニア(ヒュンダイi20 R5) +1:49.0
8 L.モンゾン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +1:52.5

ラリプラくんLINEスタンプ発売中!!