スバル・モータースポーツUSA、862馬力のWRXでワシントン山のヒルクライムに臨む – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スバル・モータースポーツUSA、862馬力のWRXでワシントン山のヒルクライムに臨む

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAは8月13〜15日、米国ニューハンプシャー州のワシントン山で開催されるマウント・ワシントン・ヒルクライムに参戦する。チームが投入するマシンは、トラビス・パストラーナが誇る862馬力のジムカーナ2020 WRX STIで、“Airslayer STI”と名付けられた。ワシントン山のナローで急な自動車道に全開でアタックする。

ニューイングランドラリーとヒルクライムの要素を組み合わせワシントン山を舞台に争われるこのイベントは、北米で最も歴史の長い自動車によるヒルクライムイベントで、初開催は1904年。ほとんどが舗装された7.6マイル(約12.23km)の自動車道路にはフルのダートセクションがひとつ登場。コースの後半は樹林帯から抜けると、道の端には恐ろしいほどの落差が現れる。Airslayer STIを駆るパストラーナが目指すのは、自身が2017年に樹立した5:44の記録更新だが、悪名高いワシントン山の天候も懸念要素となり得る。

「今年、Airslayer STでマウントワシントンを駆け上がるのを心から楽しみにしている。このイベントのために製作したマシンだからね!」とパストラーナはコメント。
「今年はこれまでの自分の記録を更新して優勝することが目標だが、どんな内容になっても最高の走りになる。大馬力、高いダウンフォース、予想できない天気に、素晴らしい道が揃っているんだからね」

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