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米国の国内ラリー選手権、アメリカン・ラリーアソシエーション(ARA)第6戦オジブウェ・フォレストラリー(グラベル)が8月21日〜23日、ミネソタ州のデトロイトレイク周辺で開催され、スバル・モータースポーツUSA(SMSUSA)のブランドン・セメナック(スバルWRX ARA25)が優勝。セメナックのタイトル4連覇が確定した。
セメナックはライバルからのプレッシャーに加え、メカニカルトラブルや小さな出火などのアクシデントを乗り越えて優勝。今シーズン2戦を残して、タイトル4連覇を決めた。
今シーズンのARAでも、最もチャレンジングなダート&サンディな20SSが設定され、参加した35台が路面に加えて天候やメカニカルトラブル、コースオフと難関に直面した。金曜日はダスティ、土曜日は雨でウエットのコンディションに。最初と最後は観戦ステージが設定され、数多くの興奮に満たされたイベントとなった。今シーズン、選手権を圧倒してきたセメナックにとっても、試練の多いラリーとなった。
木曜日夜に設定された「ロック、ロール&ラリースーパースペシャル」では、シュコダ・ファビアこのラリーでは、シュコダ・ファビアRSラリー2のコナー・マルテルがトップタイムをマーク。金曜日に入るとSS3でセメナックが首位を奪取するが、その座は長く続かず、SS8ではマルテルがリードを奪い返す。しかし、そのマルテルがSS9でパンクに見舞われ1分近くをタイムロスして2番手に後退するが、土曜日最初のSS11でステージウインを獲得して、挽回してきた。
このエキサイティングなバトルは、次のSS12で結末をむかえ、マルテルが痛恨の転倒を喫してリタイアに追い込まれると、セメナックが首位に浮上。パワーステアリングのトラブルや、2ループ目では出火にも見舞われたが、リードを死守してラリーを制し、ARA4連覇を決めた。
「早い段階でタイトルを決められてよかった」とセメナック。
「オジブウェはいつも楽しいラリーだが、トリッキーでもある。自分にとって大仕事という気分だし、キートン(ウィリアムズ、コ・ドライバー)にはもっと大仕事だと思う。ノートがたくさんあるし、すごく速いからね。いろいろなことが起きたが、フィニッシュできて優勝も、タイトル連覇も果たせたから、いい気分だよ」
そのウィリアムズも「一緒に参戦を始めてから、まだ一度もタイトルを逃したことがないので、とても大きな意味を持つんだ」と語る。
「スバルやチームのみんなのためにも、とてもうれしい。小さなトラブルが起きたけど、サービスで必死に頑張ってくれたから、お見事だったよ。天にも昇る気持ちだ」
SMSUSAとしては、リミテッド4WDクラス(L4WD)に参戦するトラビス・パストラーナ(スバルWRX ARA25L)もラリーを総合2位に入り、チームが1‐2フィニッシュを果たした。
ARAオジブウェ最終結果
1 B.セメナック(スバルWRX ARA25) 2:13:16.6
2 T.パストラーナ(スバルWRX ARA25L) 2:21:13.6
3 J.オリバレス(2021フォード・フィエスタ・ラリー2) 2:25:20.6
4 G.メゲニス(2021フォード・フィエスタ・ラリー3) 2:29:53.1
5 A.スクーリー(2019ヒョンデi20) 2:31:14.3
6 V.トルーデル(2008スバルSTi) 2:36:30.1
7 S.バーク(1977フォード・エスコート) 2:41:22.9
8 M.タボール(2021フォード・フィエスタ) 2:41:38.4