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WRCサファリ:競技3日目を終え首位ヌービルは変わらず。勝田は総合2番手を堅守

©HYUNDAI

WRC第6戦サファリは競技3日目を終え、総合首位にヒュンダイのティエリー・ヌービル、2番手にトヨタの勝田貴元、3番手にトヨタのセバスチャン・オジエという順位になった。4番手はヒュンダイのオィット・タナック。この日の最終SSでの降雨が大きな影響を及ぼすかたちとなった。

競技3日目はSS8〜SS13の6SS、SS走行距離は132.08km。サービスから北上したエレメンタイタ湖の周辺がステージとなる。スタート時点の天候は晴れ、路面は引き続きドライで、この日も大半のステージでダスト舞う中での熱戦が繰り広げられた。タイヤ選択は、トヨタのエルフィン・エバンスはハードコンパウンド6本、Mスポーツ・フォードのガス・グリーンスミスはハード4本+ソフト2本、勝田はハード3本+ソフト3本という組み合わせをチョイス。上記以外の7名はソフト4本+ハード2本という選択でステージに向かっていった。

注目はやはり2番手につけた勝田だ。首位ヌービルと18.8秒差、後ろのタナックとは37秒差。ヌービルにプレッシャーをかけ続けることはもちろん、とにかくタナックの追撃を振り切る戦いをしなければならない。もし3番手にドロップしてしまえば、4番手を走るオジエと順位を入れ替えるオーダーが出ても不思議ではない。勝田にとっては踏ん張りどころの1日と言えるだろう。

TOYOTA


オープニングのSS8を獲ったのはヌービル。オジエが0.9秒差、タナックが3.2秒差で続く。勝田もSS4番手タイムでフィニッシュ。続くSS9、SS10ではオジエが連続ベストタイムをマークする力走を披露、SS8を終えた段階で51.3秒あったタナックとの差を37.6秒にまで詰めた。勝田はSS9で3番手タイムをマークするなど、トップドライバーと対等に渡り合うスピードを見せ、SS10を終えた段階でヌービルとタナックにそれぞれ28.1秒の差をつけて総合2番手の座を守り切った。

サービスを挟んだ午後のループでも、タナックとオジエの攻防は続いた。SS11ではオジエがベストタイム、続くSS12ではタナックが今大会初の一番時計をマークし、オジエとの差を広げにかかる。そしてこの日の最終SSでは、一部のセクションで雨が降り始めた。ところによってはかなり強く降っており、路面も非常にスリッパリーな状況に。出走順が後になるほど雨の影響は大きく、上位を争う4名はそろって大きな遅れを喫してしまった。このSSでは、雨の影響をほぼ受けることのなかった出走順トップのダニ・ソルドがベストタイムをたたき出している。

M-SPORT


この雨の犠牲者となったのはタナックだった。i20クーペWRCのウインドスクリーンが曇るトラブルに見舞われ、フロントガラスを拭くためにSS途中での停車を余儀なくされて、SSベストのソルドから2分06秒8遅れに。これでオジエに対する貯金を吐き出し、4番手にドロップ。オジエとの差は1分05秒7に開くこととなってしまった。勝田はSS8番手タイムで走り切り、総合2番手の座をキープ。首位ヌービルから57.4秒差、3番手オジエに18.1秒差で最終日に挑む。

競技最終日はSS14〜SS18の5SS、SS走行距離53.49km。サービスを挟まずに5SSを走る戦いとなる。SS距離こそ短いが、勝負の行方はまだ分からない。オープニングのSS14は日本時間6月27日の13時26分スタート。

WRCサファリ SS13後暫定結果
1. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) 2:45:04.6
2. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) +57.4
3. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) +1:15.5
4. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC) +2:21.2
5. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +2:39.4
6. A.フルモー(フォード・フィエスタWRC) +2:51.4
7. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) +11:04.3
8. O.レイ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +25:59.1
9. K.パテル(フォード・フィエスタR5) +28:37.1
10. C.ツンド(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +33:26.0



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