Mスポーツが低コスト4WDマシン、フィエスタ・ラリー3のテストを開始 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Mスポーツが低コスト4WDマシン、フィエスタ・ラリー3のテストを開始

©WRC PROMOTER

Mスポーツがフォード・フィエスタ・ラリー3のテストを開始した。元ジュニアWRCチャンピオンのニル・ソランスと、WRC3に参戦しているポーランドのカエタン・カエタノビッチがテストドライバーを務めている。

FIAがラリーヒエラルキーに加えたラリー3は低コストの4WDマシンを目指しており、210馬力のエンジンを搭載し、10万ユーロ(約1230万円)に価格を制限されて販売される。

クラクフを拠点とするMスポーツ・ポーランドは昨年からこのマシンの作業に取りかかっており、テストプログラムがポーランドとサルディニアですでに開始されている。テストドライバーは、ソランスとカエタノビッチがほとんどを担当。マシンの供給開始は2021年1月1日を予定している。

「夏の間、サルディニアにマシンを持ち込み、暑さの中でラフグラベルを走行した」とMスポーツ・ポーランドのマネージングディレクター、マチェク・ボダは語る。
「このマシンに、実戦のような負荷をかけてみたかった。ニルとカイトが5日間で1000km近くを走ったが、小さなトラブルがいくつか出ただけだったよ」

その後も、テストを重ねており、ターマック路面ではジュニアWRCで使用されるラリー4と類似のサデフのトランスミッションを装着し(ドライブシャフトとリヤデファレンシャルは追加)して走行しているという。しかし、エンジンはフィエスタ・ラリー4に使用している1リットル3気筒ターボとは大きく異なり、現行のフィエスタSTのノーマル車に搭載される1.5リットル3気筒ターボエンジンを装着する。

ボダは「1リットルエンジンを変更できることが明確になった時点で、フォードとともに、ぜひこの作業に取りかかりたいと思った。この3気筒ターボエンジンなら、よりトルクが得られるので、4WDマシンにぴったりだと思う」

エンジンの作業は順調に進んでおり、このマシンからすでに多くの情報やデータを収集している。ラリー4とラリー2の間を埋める、素晴らしいカテゴリーなるだろう。正直、素晴らしいマシンなんだ。210馬力近辺の4WDマシンを加えることは、我々が長年取り組んできたこと。FIAのラリーヒエラルキーの新しいカテゴリーに初めて登場させることができれば、素晴らしいことだ」

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