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Mスポーツ・フォードのミルナー、WRCエストニアからトルコに直行するチームの奮闘を称賛

©M-SPORT

今週開催のWRC第5戦ラリートルコ。Mスポーツ・フォードはエサペッカ・ラッピ、テーム・スニネン、ガス・グリーンスミスの3人をフィエスタWRCのドライバーに投入する。

エストニアのスムーズグラベルから、トルコのラフグラベルに求められるセッティングに変更するために、チームのテクニシャンは先週トルコ入り。前戦エストニアから2週間後の開催のためマシンを英国のワークショップに戻す時間はなく、フィエスタWRCはアスパランのサービスパークで洗車、分解、リビルトが行われた。マルマリスのステージに向けて、新しいサスペンションパーツとトランスミッションが装着される予定だが、同時にラフな路面に備えてガード類も追加する。

このグラベル連戦に対応したチームスタッフを、チーム代表のリチャード・ミルナーも称賛。
「チームのエンジニア、テクニシャン、トラックドライバー、ロジスティック・コーディネーターに拍手を贈りたい。エストニアからトルコに直行し、限られた時間のなかでマシンを調整するのは楽な作業ではないが、ひとりひとりが毎日、この試練に向けて向き合ってきた。Mスポーツが誇るスピリットを見せてくれた。この必死の作業が好結果に繋がってくれることを願っている」とミルナー。

昨年のトルコでは、シトロエンのチームメイト、セバスチャン・オジエと渡り合い、最終的に2位でフィニッシュしているラッピは、トルコのステージの厳しさもよく分かっている。今年はフィエスタの強さを武器に、好リザルトを狙う。
「昨年のトルコは2位でフィニッシュしているので、今回も同じような流れにできたらいいね」とラッピ。
「過去、トルコでフィエスタが速かったことを見ているし、自分たちもトルコのステージには合っている。このようなラリーでは頭を使って、プッシュする時とペダルを緩めるべき時を判断できるようでなくてはならない。速さと耐久性のバランスだが、それがうまくできれば好リザルトにも手が届くはずだ」

今季のWRC、残るイベントは得意なラリーが続くスニネン。過去2回のトルコ参戦ではいずれもポディウムまであと一歩のところまでに迫っており、今回も虎視眈々とチャンスを狙う。
「昨年のトルコはとてもいいラリーになった。週末を通してたくさん学んだことがあったし、あのステージでミスなくペースとドライビングの適切なバランスを見せられたと思う」とスニネン。
「今回の目標も経験を積むことだが、好リザルトにも挑みたいね。このようなラリーが楽になることは決してなく、体力的にも精神的にも、マシンにもとても過酷。でも、もし適切な場所で適切な速さを出すクレバーな走りができれば、いいリザルトが出せる自信があるよ」

昨年のトルコではWRC2Pro部門を制し、この年に注目された勝利のひとつを挙げているグリーンスミス。最終2本目の最終コーナーでワイドになってディッチに転倒したが、リエゾンでマシンを修復して臨んだ最終ステージで、フィエスタ・ラリー2に国際格式ラリーでの初優勝を献上した。WRカーでの参戦となる今季は、トップレベルでの知識と経験を深めることを目指す。
「ラリートルコを楽しみにしているし、去年のように大波乱にならないことを祈るよ! あれは自分のキャリアの中でも一番ドラマチックな優勝だけど、フィエスタがどのカテゴリーでも強いことを見せられたと思う」とグリーンスミス。
「トルコのステージは本当に過酷だから、今回、あの強固なシャシーは自分たちにとって大きなアドバンテージになるはずだ。プッシュとペダルを緩める時の判断が重要。トリッキーなバランスだけど、できる限り学び続けられるように、適切に対応していく」



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