新チャンピオンのタナック、モンテカルロでヒュンダイからの初ラリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス

新チャンピオンのタナック、モンテカルロでヒュンダイからの初ラリー

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開幕する2020年のWRC開幕戦ラリーモンテカルロでは、2019年ドライバーズチャンピオンのオィット・タナックが、ヒュンダイからの初参戦を迎える。

2019年にマニュファクチャラーズタイトルを初めて獲得したヒュンダイにとっては、WRC7シーズン目となる開幕戦。ティエリー・ヌービルは昨年のモンテカルロでは、首位にわずか2.2秒差の2位でフィニッシュしているほか、タナックも3年連続でポディウムに上がっている。セバスチャン・ローブは、モンテ通算7勝を誇り、ヒュンダイ勢は盤石の布陣でマニュファクチャラーズタイトル防衛のシーズンを滑り出す。3クルーは、12月にシステロン地方でテストを行ったほか、1月中旬にも追加でテストに臨んでいる。

チーム代表のアンドレア・アダモは「新シーズンを迎える準備は万端だ。昨年以上の結果を目指し、2020年はマニュファクチャラーズとドライバーズの両タイトルを目指すことはハッキリしている」と意欲を語る。
「改良できる余地というものは常にある。我々は、信頼性と、どのイベントでもトップ争いのできるマシンのパフォーマンスの両立に専念する。シーズンオフの間、みんなが必死に取り組んできた。それが結実していることを確認する方法は、i20クーペWRCがモンテカルロのステージを走ることだけ。ライバルたちもアドバンテージを握ることを目指してくるなかで、どのラリーでも最大限の好リザルトを収めることが目標だ。それを達成するために、集中して粛々と取り組み続ける」

このモンテカルロで、i20クーペWRCの初実戦に挑むタナックは「新しい一年のスタートは、おそらくシーズンで最も過酷なイベントから始まる。トリッキーなコンディションに取り組みながら、さらに自分は、新しいチーム、新しいマシンのことを学んでいかなくてはならない」とコメント。
「決して簡単な仕事ではないが、いいスタートを切ってポイントを獲得することが重要。1月下旬の開催となったことでコンディションは不安定。標高によってもかなり変わる。標高が低い所ではドライターマックのこともあるが、高地になると凍り始める。極端なコンディションを走るこのラリーでは、不測の事態が当たり前に起こる」

2019年もドライバーズ選手権2位となったティエリー・ヌービルは、モンテカルロで新シーズンの好発進を目指す。
「ラリーモンテカルロは、いきなりナイトステージで始まる。とてもタフなイベントで、タイヤチョイスも重要だ」とモンテカルロの難しさを語るヌービル。
「ここ数年、ギャップを中心地として開催されてきたので、どのセクションが山の影になるか、スリッパリーになるかは分かっているが、モンテではいつも驚かされる」

Hyundai Motorsport GmbH

WRC9連覇王者のローブは、ヒュンダイからの参戦は2シーズン目となる。
「ラリーモンテカルロでは、何が起こるかは決して予測できない。完全なドライやウエットになることもあれば、大雪になることもあり、ドライビングコンディションも変わる」とローブ。
「ステージの中やリエゾンの途中で変わることもあるため、タイヤチョイスは一層重要になる。大きなリスクを負うことなく、速く走るための適切なリズムをつかまなくてはならない。頭の中で、単純に全開でいくのではなく、熟慮するアプローチで考えることが必要だ。こうした感覚を自分が経験したのはずいぶん前のことなので、他のドライバーよりも新しいイベントという感じ。モンテカルロ前にマシンに乗ったのは1日しかなかったので、昨年培ったマシンの知識を活かして今年は昨年以上のリザルトを収めていきたいね」



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