ヒュンダイがi20クーペWRCの2020年カラーリングを公開、タナックのナンバーは#8 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒュンダイがi20クーペWRCの2020年カラーリングを公開、タナックのナンバーは#8

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ヒュンダイは、マニュファクチャラーズチャンピオンとして2020年のWRCを戦うi20クーペWRCのカラーリングを公開した。ドライバーズ、コ・ドライバーズチャンピオンのオィット・タナック/マルティン・ヤルベオヤ組もチームに加入しており、2020年は3タイトルの防衛を目指す。

WRC参戦7シーズン目となる今シーズンは、レギュラークルー4組をラインナップ。タナックとティエリー・ヌービルが全戦に出場し、ダニ・ソルド、セバスチャン・ローブは3台目をシェアする。

2019年はWRCのほか、WTCRなど数々のカスタマーレーシング活動でもタイトルを収めるなど勢いに乗るヒュンダイ・モータースポーツ。同社の総裁、スコット・ノーは「昨年は初のWRCタイトルをはじめ、我々のビジネスのすべての部分で大きな成功を収めた年になった。ヒュンダイ・モータースポーツにとって、とても大きな、そして意味の深い成果であり、この先も成功を重ねていきたい」と語る。
「2020年は、両タイトルのために、各戦で優勝を目指して戦っていきたい。新しいドライバーズラインナップだけでなく、自分たちには高いポテンシャルがあると信じている」

チーム代表のアンドレア・アダモも「2019年は素晴らしい成功を収めた年となったが、2020年はまたイチから始まる」と付け加える。
「新シーズンで我々が目指すものは明らか。各イベントで優勝争いをして、ドライバーズ、マニュファクチャラーズタイトル連覇へのチャレンジに取り組んでいくことだ。激しい戦いは今後も続くことは分かっているので、自分たちのテクニカルパッケージができる限り強くあるよう、確実に進めていかなくてはならない。我々のクルーラインナップは、ティエリー、オィット、ダニ、セバスチャンと間違いなく最強のひとつ。これは、国際的なモータースポーツの舞台におけるヒュンダイの評価が反映されたもの。このような才能あふれるドライバーからも魅力を感じてもらえるということだ。自分は新シーズンで何ができるかということに、完全集中していく」

また、チームは2020年のクルーナンバーも発表しており、ソルド/カルロス・デル‐バリオ組が#6、ローブ/ダニエル・エレナ組は#9、ヌービル/ニコラ・ジルスール組は#11。 タナック/ヤルベオヤ組はドライバーズチャンピオンにリザーブされる#1は選ばず#8をキープした。

20年型車両については写真を見る限りでは、リヤウイング形状が変更されている点と、排気管の位置がセンターになった(従来は向かって右側)ことによるディフューザーの形状が変更されている点が見てとれる。

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