【速報】WRCスペイン:ヌービル優勝、2位のタナックが初チャンピオン – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【速報】WRCスペイン:ヌービル優勝、2位のタナックが初チャンピオン

©TOYOTA

WRC第13戦スペインは、すべてのステージを終了し、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが優勝、2位にはトヨタのオィット・タナック、3位にはヒュンダイのダニ・ソルドが入った。パワーステージのポイント差によって、タナックが自身初のドライバーズチャンピオンを決めている。トヨタにとっては通算5度目のドライバーズタイトル獲得となる。

この日残されたステージは、SS14〜SS17の計4SS。2SSを2回ループする構成で、SS総距離は74.14kmとなっている。オープニングのSS14はヌービルが一番時計をマークし、リードを拡大。SS2番手にはソルドが続き、背後に迫るタナックとの競り合いを制し総合2番手の座を守ってみせた。さらにソルドはSS15、16と連続ベストタイムをマークし総合2番手の座を固めにかかるが、タナックも背後にピタリとつけ、プレッシャーをかけていく。

最終パワーステージを前にしたオーダーは、首位ヌービル、2番手ソルド、3番手タナック。タナックと4番手セバスチャン・ローブの差はすでに25.1秒開いており、タナックとしては初のタイトル獲得に向け、前だけを見ていればいい状況が整った。

そして迎えたパワーステージは、SS15の再走となるSS17。上位陣の出走順はソルド、ヌービル、タナックという順だ。注目の3人がフィニッシュする前の暫定SSトップ5はMスポーツ・フォードのエルフィン・エバンス、シトロエンのセバスチャン・オジエ、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ、ローブ、トヨタのクリス・ミーク。ターゲットタイムはエバンスの10分53秒2だ。

3人のうち、まずはソルドがフィニッシュ。暫定2番手タイムをマークし残りふたりのタイムを待つ。ヌービルはエバンスの暫定タイムに0.2秒およばず、こちらも暫定2番手タイムでフィニッシュ。これでヌービルのスペインでの勝利が確定し、シーズン3勝目を得ることとなった。そして上位陣最終走者のタナックは、18.5km地点でのスプリットタイムでエバンスを2.9秒上まわるハイペースで走行、最終的には3.6秒差で堂々のベストタイムをマーク。ソルドを0.4秒差でかわし、2位の座を奪うことに成功した。

これで上位陣のポイントは、タナック263点、ヌービル227点、オジエ217点に。最終戦を待たずにタナック、そしてマルティン・ヤルベオヤの初戴冠が確定した。マニュファクチャラーズ選手権は1-3フィニッシュを決めたヒュンダイが380点、トヨタが362点となり、決着は最終戦オーストラリアに持ち越されることとなった。

2019年シーズン最終戦のオーストラリアは11月14〜17日に開催される。

WRCラリースペイン 暫定結果
1. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) 3:07:39.6
2. O.タナック(トヨタ・ヤリスWRC) +17.2
3. S.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +17.6
4. S.ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC) +53.9
5. J-M.ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +1:00.2
6. E.エバンス(フォード・フィエスタWRC) +1:14.2
7. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +1:47.6
8. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) +4:20.5
9. M.オストベルグ(シトロエンC3 R5) +8:24.6
10. E.カミリ(シトロエンC3 R5) +8:47.2



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