WRCチリ:競技2日目を終えてトヨタのタナックが首位堅守。勝田はWRC2トップに – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCチリ:競技2日目を終えてトヨタのタナックが首位堅守。勝田はWRC2トップに

©TOYOTA

WRC第6戦チリは競技2日目を終えて、トヨタのオィット・タナックが前日に引き続きラリーをリード。2番手にはシトロエンのセバスチャン・オジエ、3番手にヒュンダイのセバスチャン・ローブがつけている。また、フォード・フィエスタR5でWRC2に出場している勝田貴元は、WRC2のトップに立っている。

競技2日目はSS7〜SS12の計6SS、121.16km。オープニングのSS7では、総合3番手につけるヒュンダイのティエリー・ヌービルがベストタイムをマークし、総合2番手のオジエに1.4秒差と肉迫する。このSSではトヨタのクリス・ミークが横転。フロントガラスを失いながらもフィニッシュは果たしたが、6分以上のタイムロスを喫して上位戦線からは脱落してしまった。

CITROEN


一方、SSベストの勢いでオジエを捉えたいヌービルもSS8で横転、クルーは無事だったがマシンのダメージは大きく、万事休すとなった。この結果、総合3番手にはトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが繰り上がることに。総合4番手にはこのSS8でベストタイムをマークしたセバスチャン・ローブという順位になった。SS9ではタナックがベストタイムをマークして首位の座を固めていく。一方、総合3番手のラトバラは前を行くオジエとの差を3.9秒差とし、2位表彰台を射程圏内に収めることに成功した。

サービスを経た午後最初のSS10では、セットアップを変更したオジエがベストタイムをたたき出してラトバラとの差を10.4秒に押し戻す。なんとか離されずについて行きたいラトバラだが、続くSS11でもオジエにじわりと離されその差は12.2秒に。また、このSS11ではタナックが盤石のベストタイムをマークしている。

HYUNDAI


雨と霧に見舞われた難コンディションのSS12を制したのはローブ。このSSでは総合3番手のラトバラが岩をヒットした影響でドライブシャフトを破損してしまいコース上でストップしてしまうことに。ローブは総合3番手にポジションを上げたのみならず、前を行くオジエとの差を一気に詰め、5.1秒差とした。

M-SPORT


これで上位陣は首位タナク、2番手オジエ、3番手ローブというオーダーに。4番手にはエルフィン・エバンス、5番手にテーム・スニネンとMスポーツ・フォード勢がつけている。

また、WRC2の勝田は6SS中4SSでWRC2のベストタイムをマークするスピードを披露。この日最後のSS12では2番手の地元アルベルト・ヘラー(フォード・フィエスタR5)に13.3秒差をつける速さを見せて、奪首に成功している。

TOYOTA


ラリー最終日はSS13〜16の計4SS、58.38km。サービスを挟まない設定のため、マシンを壊さずに攻めるバランス感覚が重要なカギとなる。SS13は日本時間12日(日)21時08分スタート。

WRCチリ SS12後暫定結果
1. O.タナック(トヨタ・ヤリスWRC) 2:41:05.5
2. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) +30.3
3. S.ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC) +35.4
4. E.エバンス(フォード・フィエスタWRC) +1:06.3
5. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +3:03.0
6. E.ラッピ(シトロエンC3 WRC) +3:13.3
7. A.ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +3:43.4
8. K.ロバンペラ(シュコダ・ファビアR5) +6:21.5
9. M.オストベルグ(シトロエンC3 R5) +6:55.4
10. K.ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) +7:21.9
13. 勝田貴元(フォード・フィエスタR5) +10:51.3



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