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カタール、Mスポーツを全面援助へ

 

 IRC最終戦キプロスを取材中の古賀敬介氏よりレポートが到着した。それによると、来シーズンはカタールがMスポーツを全面援助するという。

 この援助により、Mスポーツは今年とほとんど変わらぬ参戦体制を維持することができるという。チーム名は暫定ではあるが『カタールMスポーツ・ワールドラリーチーム』となる見込み。フォードの名が入るかどうかは目下協議中だ。

 この援助を受けてMスポーツは2013年のWRCに3台体制で臨む。うち1台はナッサー・アル‐アティヤで確定。残る2台はペター・ソルベルグが残留、そしてマッズ・オストベルグとなる可能性が高いと見られている。
 最終的な詰めは、マルコム・ウィルソンがキプロスの現場に来て決される。これはアル‐アティヤが招待したものだという。この結果がWRC最終戦となるカタルーニャで発表されるかどうかは現時点で不明だ。

 スポンサーはカタール政府となり、マシンはすべて完全なカタールカラー。フォードのブルーは消える可能性が高い。

 アル‐アティヤは、2013年のスウェーデンから中東ラリー選手権(MERC)と重ならないWRCイベント7戦にフィエスタRS WRCで出場するという。また、ダカールラリーではオリジナルバギーで出場し、なんとカルロス・サインツをチームメイトに迎えるという。

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