オリバー・ソルベルグ、ERCジュニアタイトルの賞金を従兄弟オスカーのERC参戦に提供 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

オリバー・ソルベルグ、ERCジュニアタイトルの賞金を従兄弟オスカーのERC参戦に提供

©ERC

オリバー・ソルベルグが、2020年のERC1ジュニアタイトル獲得で得た賞金を活用して従兄弟のオスカー・ソルベルグにERC参戦のチャンスを与えた。ヘニング・ソルベルグを父に持つオスカーは、7月1〜3日のERC第2戦ラリーリエパヤ(グラベル、ラトビア)でERCデビューを飾る。マシンはフォード・フィエスタ・ラリー3。

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オスカー自身はこれまでに8回、WRCに参戦しており、いずれもフォード・フィエスタR2(現ラリー4)をドライブしていた。2020年のスウェーデンではジュニアWRCにも挑んでいる。ラリーリエパヤでは、エントリーモデルの4WDマシン、ラリー3での初めての参戦。開幕まで時間がないなか、マシンに少しでも慣れるためにテストに参加する予定だという。

Mスポーツ・ポーランドのマネージングディレクターを務めるマチェク・ボダは「今年、オスカーと一緒にラリーに取り組めることを楽しみにしている」と語る。
「彼の父、ヘニングと仕事をしていた時のことはよく覚えているし、たくさんの思い出があるので、オスカーをMスポーツ・ポーランドに迎えてERC参戦に挑むのは格別の思いだ。オリバーの寛大な提案にも脱帽だ。オスカーにとっては、高速グラベルのリエパヤまでの日々は大変だと思う。その3週間後には、ターマックのラリーディローマ・キャピターレも待っている。ラリーポーランドでは、ジョン・アームストロングが、フィエスタ・ラリー3がドライバーにフレンドリーなマシンであることを証明しているので、オスカーにとっても、シーズンを通していいリズムを築くことのできるマシンとなるはずだ」

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従兄弟からうれしいサプライズを受けたオスカーは「正直、少し驚いている」とコメント。
「来週、リエパヤでヘルメットを被って最初のステージを走り出すまで実感が沸かないと思う。自分にとって本当に大きなチャンスだし、オリバーがいなければ実現できなかったので、本当に感謝している。自分はとにかくリズムをつかんで走るしかない。できればいい走りを見せて、いい結果を残せるといいね。ラリー3は新しいクラスだが、2016年にラリーを始めた時はグループNマシンをドライブしていたので、4WDマシンの経験は少しあるし、フィエスタのことも少しは分かっている。自分とオリバーは本当にラリーが大好きだし、彼は自分よりもたくさん参戦しているが、僕らが子どもの頃にゲームでクワッドバイクをドライブしていた時は、僕がとてもうまかったことを彼も知っていると思う。ゲームでは、僕らのスプリットは対等だったからね! 自分は最速のドライバーではないかもしれないが、最初の数ステージを走ればラトビアでどこまでできるか分かると思う」

オリバー・ソルベルグは「昨年、ERC1ジュニアでタイトルを獲得できたのはとてもラッキーだったと思う」と語る。
「ERCで10万ユーロ(約1320万円)の賞金を獲得できたが、残念ながら今年はERCに参戦する時間がない。だから、別の“O.ソルベルグ”として、従兄弟の参戦資金に使ってもらうことに決めたんだ。そうすれば彼は今年のERCに、Mスポーツ・ポーランドが製作した新しい4WDマシン、ラリー3マシンで参戦することができる。とてもいいプランだと思うし、オスカーはとても速いので注目してほしいね! 彼はとても喜んでくれていると思うし、彼にとっても素晴らしい機会になると思う。ぜひ頑張ってほしいよ!」



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