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エストニアのエントリーが発表。勝田貴元もスウェーデン以来のWRC参戦

©TOYOTA

9月4〜6日に開催される2020年WRC第4戦ラリーエストニアは8月17日、エントリーリストを発行した。

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行により3月のラリーメキシコがデイ2で短縮終了となって以来、シリーズの再開初戦となるこのエストニアには、合計で60台がエントリー。マニュファクチャラーズ選手権に登録する3チームはすべて3人以上のノミネートしている。

トヨタは、ドライバーズ選手権で1-2となるセバスチャン・オジエ、エルフィン・エバンス、同4番手につける若手のカッレ・ロバンペラに加え、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラムの育成ドライバー、勝田貴元もモンテカルロ、スウェーデンに続いて今季3度目のWRC参戦に臨む。

昨年のマニュファクチャラーズチャンピオン、ヒュンダイはドライバーズ選手権3番手のティエリー・ヌービル、オィット・タナックに加え、クレイグ・ブリーンをヒュンダイi20クーペWRCのドライバーに起用。さらにピエール・ルイ・ルーベをマニュファクチャラーズ選手権のポイント対象にノミネートしている。

エストニアのラインナップ調整が長引いていたMスポーツ・フォードは、テーム・スニネン、エサペッカ・ラッピに加え、ガス・グリーンスミスをフォード・フィエスタWRCのドライバーにエントリーした。

WRC2は、現在選手権のトップ5に並ぶマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 R5)、ニコライ・グリアジン(ヒュンダイi20 R5)、ポンタス・ティデマンド(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)、オーレ・クリスチャン・ベイビー(i20 R5)、アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタ・ラリー2 MkII)が揃った。

WRC3は、選手権リーダーのエリック・カミリがエントリーを見送っており、同点タイで並ぶヤリ・フッツネン(i20 R5)、マルコ・ブラシア(C3 R5)のふたりにとっては、タイトル争いで一歩抜け出すチャンス。さらに先日のERCリエパヤでイベント連覇を飾ったオリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)、同4位でフィニッシュした新鋭のエイリーク・ピエタリネン(ファビア・ラリー2)、ポーランドの強豪カエタン・カエタノビッチなども選手権順位浮上を狙ってくるなど合計で22台がエントリーおり、この部門も激戦となりそうだ。

WRCラリーエストニア エントリーリスト
https://rallyestonia.com/userfiles/Entry%20List%20RALLY%20ESTONIA%202020_17082020.pdf

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