WRCメキシコ:ローブ「初めて走るエル・チョコラテが一番の試練」プレ会見 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:ローブ「初めて走るエル・チョコラテが一番の試練」プレ会見

©Citroen / @World

WRCメキシコのシェイクダウン後に行われたプレイベントカンファレンスの内容(抜粋)。過去6連覇を果たしているラリーメキシコで、2015年以来となるWRカー参戦を果たすセバスチャン・ローブは、最大の試練はと聞かれ、自身が走ったことのない難関ステージを一つに挙げた。

●WRCプレイベントカンファレンス出席者

Hyundai Motorsport GmbH

セバスチャン・ローブ=SL(シトロエン・トタル・アブダビWRT)
ヤリ‐マティ・ラトバラ=J-ML(トヨタ・ガズー・レーシングWRT)
エルフィン・エバンス=EE(Mスポーツ・フォードWRT)
ダニ・ソルド=DS(ヒュンダイ・シェル・モビスWRT)

Q:おかえりなさい、セブ! WRカーで参戦したのは2015年、フル参戦は2012年が最後だ。自身6連覇を果たしているラリーでの復帰だが、うれしいことか
SL:そう大きくは変わりはないが、レッキの最初のステージでは、リズムをつかむのに、もっと手こずるかと思っていた。自分では、その覚悟をしなくてはならなかった。前よりは違和感はあった。レッキの間にフィーリングは戻ってきたし、問題なかった。今朝のシェイクダウンも同じで、あまり自信はなかった。自分の順位は、すごく下だった。肩の力を抜いて、リズムを高めていったのでまずまずよかった。

Q:新世代のWRカーをどう思うか。テストでのパフォーマンスで思ったことは何か
SL:2日前と2週間前にテストをしたが、自分はフィーリングはかなりよかった。他のマシンとは比較はできない。規定と改良が新しくなって、マシンは速くなったと感じるし、エンジンのフィーリングもいい。サスペンションのバランスもいいよ。

Q:今回は走行順に恵まれているし、このイベントでの勝ち方を知っている。気持ちの中では、リザルト的にはどこを目指しているか
SL:自分がどこまでできるか、語るのは難しい。WRC陣のドライバーはみんな、毎年たくさんラリーに参戦しているし、リズムに乗っている。その誰一人とも、簡単に戦うことはできない。いいリズムをつかめたらいいとは思っているが、予想するのは本当に難しい。

Q:最もタフなチャレンジになると見ているのは何か
SL:エル・チョコラテ、(金曜日の)2本目のステージだ。みんなは熟知しているが、自分は初めて。自分にとっての試練の一つだ。他のステージでは、自分が最後に参戦した、2011年、2012年の古いノートでもOKのところもあった。あまり変化がないところもある。一番難しいチャレンジは、マシンと自分自身への自信をつかむことだ。

Q:ヤリ‐マティ、このイベントについて思うことは何か、自信は感じているか
J-ML:フィーリングは、今はいい。スウェーデンは悔しさがたまっていた。今は、またページが変わり、いいテストもできたので、シェイクダウンまでのところは、マシンには満足している。いくつか変更を行い、今はすべてOKだ。

Naoki Kobayashi

Q:昨年のメキシコでは、トラブルに見舞われた。それを修正するために、どんな対応をしたのか
J-ML:その点については、たくさん作業を行い、日本ではこのコンディションに順応させるためにダイノを使った。チームは、いい仕事をしてくれた。僕らのテストドライバーのユホ・ハンニネンは、スペインでエンジン面に集中して作業を行った。準備は万端だ。よりパワーが出るということはより熱くなるということ、その熱をどこかに逃さなくてはならない。クーリングに関してはいいソリューションを見つけたし、それが悪い方向に進んだ場合についても戦略を立てている。

Q:セバスチャン(ローブ)は、エル・チョコラテがトリッキーになると明かしていた。きみの考えは
J-ML:このステージは、いつでもチャレンジングだ。グワナティートにも、新しい区間ができている。7kmのセクションで、トリッキーでナロー、サイドには石が散乱している。ステージのコンディションはいいが、ワイドには膨らめない。サイドにイヤな感じの石があるところもあるしね。

Q:非常にコンペティティブな年になりそうだ。もちろん、今回はセバスチャン・ローブも復帰する
J-ML:今、試練はここ何年の中で最も高くなっていると思う。今回セブが参戦するのは、素晴らしいことだ。彼にも、その他の全てのドライバーにとっても、試練となる。時間の経つのは早いし、僕も年を重ねている。充実しているよ。17歳で始めたが、もう何年も経ってしまったね。

Q:エルフィン、今週に入って、今年の滑り出しは「ゴミ」のようになってしまったとコメントしている。気持ちの中では、そうしなくてはならなかったという要素も気持ちの中には含まれていたのか
EE:いや、ベストの滑り出しではなかった。願っていたことではなかったが、どちらのイベントでもパンクしてしまったのは、いい状況ではなかった。自分にも一部は責任があるが、スウェーデンではアンラッキーだった。状況を変えなくてはならない。走行順はいいので、いいリザルトのために全開でプッシュする。

M-Sport / @World

Q:ダニ、おかえりなさい。ラリースウェーデンはスキップしたが、そこではTV番組でプレゼンターを務めた。いい経験になったか
DS:悪くなかったよ。ここの方が、天気はいい。スウェーデンでは、外は寒かった! でも、マシンの中にいる方が好きだね。

Q:スウェーデンをスキップしていたので、今回は走行順では恵まれている。アドバンテージになるか
DS:目指しているのは、優勝争いに絡むことだ。走行順はとてもいい。最低ポディウム、そして優勝が可能か考えながら行く。いい走りをするために、速いステージでは速く走るためには、初日が重要だ。

Hyundai Motorsport GmbH

Q:元チームメイトのセバスチャン・ローブが復帰するが、彼が戻ってきたことはいいことか
DS:彼が戻ってきたのを見られて、うれしいよ。いいラリーができると思う。絶対に優勝争いに絡むよ。

Q:現状の今年のプランは
DS:前と変わらない。参戦するラリーでは、できる限り速く走ることを目指す。いつもよりラリーは少ないが、楽しんでいきたい。



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