©Jun Uruno
東京ビッグサイトで開催中のジャパンモビリティショー2025会場内の東棟屋外臨時駐車場(パフォーマンスゾーン)で11月1日、JRCAと日本ラリー振興協会(JGR)による「ラリーミーティング」が開催された。
当日は、屋外の会場に全日本ラリー選手権やXCRスプリントカップ北海道の参戦車両などが30台以上も集結。東京湾を背景にラリーのサービスパークを彷彿とさせるように競技車両が並べられ、ラリードライバーたちも帯同した。
ステージでは、テーマや登壇者を変えてラリードライバーが参加するトークショーを4回実施。1回目の「ベテラン×モータージャーナリストトークショー」には新井敏弘、勝田範彦、福永修、国沢光宏、殿村裕一が登壇。ラリーの魅力を語り合いながら「サービスパークやリエゾンなどは近くで競技車を楽しめるなど一般の方々との距離が近いので、まずはそのようなところからぜひ遊びに来ていただけたら。来週はラリージャパンも開催されますが、その流れで全日本ラリーにもぜひお越しください。来年は、一戦増えて全9戦となり機会も増えますので」と呼びかけた。
走行エリアでは、全日本ラリー選手権JN-1クラスの新井、福永、勝田、MORIZO Challenge Cupの大竹直生、平川真子、さらにサプライズでMORIZOがデモンストレーション走行を披露。ラリー車ならではの豪快な走りに、観戦エリアを埋め尽くした観客からは大きな歓声が挙がった。
また、ファンがコ・ドライバーの役割を体験できる「RALLY START UP」では、ラリードライバーが運転するクルマの隣に乗り込み、実際に全日本ラリー選手権でも参戦者が競技で使用しているトラッキングシステム「RALLYSTREM」を使い、競技を追体験した。また、ファン向けに一般公開されているRALLYSTREAMトラッキング情報サイトで、ラリー観戦をより充実させる楽しみ方も紹介された。
デモランにトークショーにと大活躍した全日本ラリードライバーでJRCA会長も務める福永は「たくさんの方にご協力をいただき、ジャパンモビリティショーというたくさんのお客さんが来場される大きな会場でこのようなイベントを実現することができ、選手たちにとっても、とてもいい機会になったと思います。これをきっかけに、よりたくさんの方々に全日本ラリー選手権の会場にも足を運んでいただき、ラリー観戦を楽しんでいただけたらと思います」と述べた。

















