タジマホールディングスがFCVコンバージョンの航空機地上支援車両を公開 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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タジマホールディングスがFCVコンバージョンの航空機地上支援車両を公開

©TAJIMA MOTOR CORPORATION

「モンスター」の愛称で知られ、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムやAPRCなどで活躍した田嶋伸博が代表取締役を務めるタジマホールディングスとタジマモーターコーポレーションは、参入している東京都の航空機地上⽀援⾞両のFCGSE⾞両化実証実験プロジェクトでの車両が完成し、東京の羽田空港で公開した。

FCGSE⾞両化は、水素燃料を利⽤した動⼒への変更で、タジマモーターコーポレーションは7月に、次世代モビリティ事業の一環として、エンジン車両を水素燃料電池車へコンバートするための「水素発電ユニット」を新規開発したことを発表していた。このユニットは、既存のエンジン車両を水素燃料電池車へコンバートするためのデバイスとして、水素に関する機器を安全かつ効率的に管理・運用できる仕組みを実現しており、今回は、航空機を牽引する航空機地上⽀援⾞両に導入。2026年3⽉末までの期間で、⽻⽥空港で実証実験が⾏われる。

TAJIMA MOTOR CORPORATION

(以下、発表全文)


航空機地上支援車両のFCVコンバージョンを
羽田空港でお披露目

株式会社タジマホールディングス(代表取締役 ⽥嶋 伸博、本社:東京都)および、株式会社タジマモーターコーポレーション(代表取締役社⻑ 浅井 秋彦、本社:東京都 / 開発拠点:静岡県)は、東京都が実施する航空機地上⽀援⾞両のFCGSE⾞両化(⽔素燃料を利⽤した動⼒への変更)実証実験プロジェクトに、⾞両改造担当として参加しています。

この度⾞両が完成し、2025年8⽉28⽇、⽻⽥空港にて⾞両のお披露⽬が⾏われました。今後は、2026年3⽉末までの期間で、⽻⽥空港にて実証実験が⾏われます。

■⾛⾏実験の模様/TAJIMA MOTOR CORPORATION

当⾞両はGSE(Ground Support Equipment)と呼ばれる航空機地上⽀援⾞両で、主に航空機の牽引を役務としています。したがって、⼤きな駆動⼒を必要とするためディーゼルエンジンを搭載していましたが、⻑年の使⽤により⽼朽化していました。

当社では、⼤出⼒レーシングEVおよびFCVエコシップ開発の知⾒を活かし、電動化ならびに「⽔素発電ユニット」を新たに開発・搭載することで⽔素燃料電池⾞へコンバートを実施。航空機牽引という⾼度な要求性能を満たすと共に、⽼朽化により退役予定であった⾞両を再び蘇らせることでSDG’sに貢献しました。

脱炭素への課題を⽔素で解決

⼤型⾞両を電動化する場合、要求性能に対してピュアEVでは電池容量が⾜りず、急速充電するか⼤量の電池を搭載する必要があり、現実的ではないケースがあります。エネルギー量が多い⽔素を燃料として選択し、⽔素燃料電池⾞となったことは必然でした。
⽔素は運⽤⾯でも優位性を持っており、短時間で補充できるため多忙を極める空港業務においても運⽤の⾃由度が⾼まります。
さらに、電⼒のひっ迫する都⼼分では急速充電器を増やすのも難しく、⽔素で出来る部分は⽔素に役割分担することで、東京都が⽬標に掲げる脱炭素への道が開かれるのです。

「水素発電ユニット」の主な特徴
https://tajima-motor.com/nextmobility/news/250715

■牽引⼒実験の模様/TAJIMA MOTOR CORPORATION

■TAJIMA HYDROGEN LABORATORY(タジマ ハイドロジェン ラボラトリー)にて製作/TAJIMA MOTOR CORPORATION



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