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TGR WRCチャレンジプログラム2期生の山本雄紀「エストニアの結果は自信になった」

©Keiko Ito

2025年WRC第9戦フィンランドのレッキを終えたTGR WRCチャレンジプログラム2期生の山本雄紀に意気込みを聞いた。山本にとってGRヤリス・ラリー2でフィンランドに出場するのはこれが2回目となる。

──レッキの感触はどうでしたか?
例年より少しルーズグラベルが多い感じでしたが、僕たちが走る順番では掃除されてきれいな路面になっていると思います。

──明日は雨の予報もあるようですが。
詳しい予報は見ていませんが、今年のコンディションでしたら多少の雨なら悪い影響は出ないと思います。かえってグリップとしては良くなると思います。降りすぎると例年どおり難しいと思いますが、ルーズグラベルの関係もあって、ちょっと湿るくらいが最適なグリップになるはずだと思います。

──同期生の小暮選手が帰国されたと思いますが、心境の変化はありますか?
常にこのようなことが起こる世界だとは思っていますが、実際に身近にそういうことが起こると気が一層引き締まります。より頑張らないといけないと思っています。しかしそれに影響されることなく仕事に集中できているとは思うので、目の前のラリーを頑張ります。

──エストニアで安定した結果を出すことができ、自信がついたのではないですか?
エストニアで一番良かったのは一貫性だったと思っています。ペース自体はずっと良かったですし、アップダウンがあまりなく、ずっと安定して走ることができたので、とても大きな自信になりました。

──エストニアではコ・ドライバーがジェームズ・フルトンの個人的な事情により(小暮選手と組んでいた)トピ・ルフティネンに代わりました。移行はスムーズでしたか?
はい、すでに長年同じチームで過ごしていますし、ペースノートの表記についていくつか確認するくらいで、とてもスムーズに移行することができました。ジェームズは個人的な事情があり、今回もトピと組むことになりました。

──今回の目標を教えてください。
エストニアからの準備期間は短かったですが、ほんの少し詰めることができたら、というところまでは到達できました。課題はエンジニアとしっかり確認できていますし、そこを修正していければ、リザルトは良いものがついてくると思っています。
(Keiko Ito)



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